ローマのある本屋さん。(トッレ・アルジェンティーナ広場)

公開日 : 2014年01月11日
最終更新 :

今日は本屋さんに行って来ました。

イタリアの本屋さん(ローマだけ?)は店内に椅子や長イスやカフェがあり本が読み放題!

日本なら立ち読みでも怒られそうですが、ここではコーヒーを頼んで自分の好きな本を持ち込んで読めます。何て寛大なのでしょうか・・・。イタリアではただ読みはOKなのか?と最初はびっくりしましたが、本をじっくり読み比べて購入したい時に良いサービス(?)だと思います。

そして今日は、その "読み比べて購入しないと、どれを買ったらいいのか良く分からない" という機会がやって参りました!

いつもは、本は買う本が決まっているのでアマゾンなどのオンラインで購入するのですが、今回はあるノーベル文学賞作家の本を3冊選ぶという課題があったので探しに行って来ました。

(ただしこのトッレ・アルジェンティーナ広場の本屋さんは店内にスペースがないので、座れるイスはありません。ナツィオナーレ通りのローマ三越の前の本屋さんは座れます。)

DSCN2067.JPG
DSCN2051.JPG

↑ 本屋さんの正面にバス停がたくさん立っています。タクシー乗り場も目の前。

DSCN2060.JPG

↑ このトッレ・アルジェンティーナ広場(Largo Torre Argentina)にあるフェルトリネッリ(la Feltrinelli)はとても便利です。トッレ・アルジェンティーナ広場は多くのバス、トラムが発着する市内の交通の要所の一つなので、本屋さんの目の前のバス停で降りるだけ!約30路線のバス及びトラムが停車します。

DSCN2066.JPG
DSCN2045.JPG

↑ この本屋さんの目の前はというと、アレア・サクラ(Area Sacra)という遺跡です。

4つの神殿の遺跡が見えていますが、この辺一帯は地下に遺構がたくさんある重要なゾーンです。昔はローマの中心といえばこの辺りでした。

DSCN2055.JPG

↑ 結構見ている人が多い遺跡です。

一番古い神殿(神殿Cと呼ばれます)は紀元前4世紀終わりに建てられたもの。

この写真の一番手前に見える神殿は神殿Aといって、紀元前3世紀の半ば頃のもの。現在見えている茶色っぽい円柱はローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの時代に再建されたものです。

DSCN2057.JPG

さて、この本屋さんの営業時間は年中無休で月~金曜日は9~21時、土曜日は9~22時、日曜日は10~21時です。

書籍だけでなくちょっとした文房具も売っているので便利ですよ。(お土産にも)

ここから徒歩圏内でパンテオンなどがあるので、この広場でバスなどを乗り降りして移動されると良いと思います。

筆者

イタリア特派員

阿部 美寿穂

ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。