船乗りの休日フェスティバル

公開日 : 2017年06月12日
最終更新 :
筆者 : 尹 久奈

先日、6月11日はショゥマンナダーグル(Sjómannadagur)という「船乗りの休日」という祝日でした。もともと、島国であり、漁業が盛んなアイスランドでは歴史的に見ても多くの人が海と関わって生活してきました。この日は、そんな歴史を祝いアイスランド各地の港でイベントが開かれます。

レイキャヴィークにあるオールドハーバーのエリアでは、ライブミュージックがあったり、人気のアイスクリーム屋さんが出店を開いたりと家族連れで賑わっていました。

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また、この日は海洋博物館も入場無料!退役した沿岸警備隊の船、オージン(Óðinn)も見学することができてラッキーでした。

このオージンは、実際に使っていた家具や寝具、絵画などもそのままの残っており、本物の船の内部の様子を見学することができます。

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海洋博物館 Maritime Museum

営業時間 毎日10時から17時

入場料 大人1600クローナ オージンのガイドツアー(13時、14時、15時)への参加は別料金です。

海洋博物館の外では、レスキュー隊によるイベントも。救助に使う器具を使って、子供たちを橋の反対側へと移動させていたりと、アクティビティも欠かせません。

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コンサートホール、ハルパの近くには現役の沿岸警備隊の船も停泊していました。警備の人は見当たらず、なんともリラックスした雰囲気です。

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このオールドハーバーのエリアはパフィンやホエールウォッチングの船の出航場所となっています。また、近年再開発が進んでおり、魚加工工場などが新しいお店やギャラリーとして生まれ変わったりしています。

ダウンタウンから近く、大小さまざまな船を間近で見ることができるので、お天気の良い日には海沿いに散歩をしても楽しい場所です。

今年のショゥマンナダーグルはとても良い天気だったので、港に面するカフェは地元の人で大賑わい。席がなくなるほどでした。

来年2018年は6月3がショゥマンナダーグルとなります。夏に訪れる予定の方は、ぜひチェックしてみてください。

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