アイスランド語を読んでみよう
実は、文法が複雑で難しいアイスランド語。英語やドイツ語ネイティブたちも、アイスランド語には一苦労しています。
しかし、アイスランド語、読むのはそんなに難しくありません。町で見かける地名や名前から、アイスランド語の読み方をちょっとかじってみましょう。
基本:アイスランド語は英語読みというよりローマ字読み。アクセントは最初の音に付けます。
Island イースランドゥ
「I」はイー。「d」は英語のDと同じように軽くドゥと発音。アイスランド。
Reykjavik レイキャヴィーク
「y」はイ。実は「i」も「y」も同じ音です。「v」は英語と同じで軽く唇を噛む。
Laugavegur ロイガヴェーグル
「au」と続くとアウではなく、オイの発音になります。ラウガヴェーグルではなくて、ロイガヴェーグル。ショッピングストリートの名前は覚えてしまいましょう。
Hallgrimskirkja ハットゥルグリムスキルキャ
「ll」Lがふたつ続くと、奇妙な子音になります。カタカナで表しきれない発音ナンバー1ではないでしょうか。ットゥル、というのが近いです。アルファベットにすると「tl」という発音だそうです。ハルグリムスキルキャでなく、ハットゥルグリムスキルキャ。丘の上に立つ、シンボルの教会。こちらも覚えてしまいましょう。
では市内に数軒あるCenter Hotel系列のホテルはどうでしょうか??
Arnarhvoll アルナルクヴォットゥル
「h」はアイスランド語では「k」の音になります。最後のLの連続にも注意。アルナルフヴォールではなく、アルナルクヴォットゥル。
Klopp クロップ
簡単ですね? 「pp」のように子音が続くと、激しくつまる音になります。ハックシュン!ってくしゃみするようなつまり具合です。クロップよりもクロッッップ、みたいな感じ。
Tingholt シングホルトゥ
アイスランド語特有の「T」はPではありません。英語の考える「Think」の「Th」の音です。英語に置き換えると「Thingholt」かも。
Skjaldbreid スキャルドゥブレイズ
アイスランド語で「j」は全て「や・ゆ・よ」の音になります。だからJonさんは、ジョンさんではなくてヨンさんです。
「d」もアイスランド語特有の文字。こちらは英語の「This is ---」の時の「Th」の音です。
ほら、こうやってみると、英語は「Think」と「This」でTHの発音が違うけど、アイスランド語ではきっちりと別の文字を使用しています。どっちの発音?って考えることは無いんです。
Tingvellir シングヴェットリル
また「Th」の音がでてきました。「T」ですので「Think」の時の「Th」です。
「ll」も出てきましたね。
Gullfoss グッルフォス
あっ!ここでも「ll」の音が出てきました。が、「ll」の次に「f」の子音が来ると、「ットゥル」という激しい音ではなく、軽い「ッル」みたいになります。例外の中のひとつですので、あまり気にしないように笑 ただし、よく見る「グトルフォス」というのも、これはこれでアイスランド語の発音には程遠いいです。
Geysir ゲイシール
読んだまま。ちなみに「r」は全て巻き舌です。
Strokkur ストゥロックル
こちらも読んだまま。「kk」子音が続くときは、激しくつまる音です。ストゥロッッックル!!
Lundi ルンディ
読んだまま。ルンディ、簡単ですね? アイスランドの夏を代表する鳥、パフィンのアイスランド名です。
もっとアイスランド語について知りたい方は、How hard is it to speak Icelandic? もどうぞ。(英語)
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