大聖堂が見えるレストラン

公開日 : 2017年10月13日
最終更新 :

大聖堂の向かいに素敵なレストランがあります。

ハウス・ホイポートというもので、大聖堂に面したアーチをくぐり、左手奥にある木造の階段を上に登って行くとそのレストランにたどり着きます。

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この写真は、大聖堂の正面玄関を背にして写したものです。赤い部分と緑の部分は、もともと一つの家として造られたもので、長い年月の間に、二つの建物として使われる時代が長かったもの。その赤い部分が、このハウス・ホイポートです。

ここは、レーゲンスブルクに980年頃からあったユダヤ人街の入り口に当たる場所でした。干し草市場が開かれていたので、「干し草(ホイ)」からホイポートの名前がつきました。中世の商人の家の中でも最も大きいものの一つです。

建物全体の中で最も古いのは、12世紀に建てられましたが、現在このハウス・ホイポートが入っている部分は、1300年以降に建てられたものです。

さて、ここでクイズです。

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この写真は何でしょう?

これは、昔、まだ街灯がなかった時代に、夜は松明を灯して、その明かりで道を歩いていたのだそうですが、この家に着いたら、その松明の火を消してから家に入るように、火消しを役割として置かれた石なのです。これが、どこにあるか、是非見つけてください。

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レストランの入り口につながる木造の階段は、18世紀。それ以前は石造りのものでした。石造りの階段の当時のゴシックの建築様式がその周辺(天井や石の彫刻)に今でも残っています。

この階段を、その奥にある中庭から眺めると、こんな感じになります。

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お洒落ですね。

ちょっと高級感のあるレストラン。リンクはこちら(ドイツ語)から。

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