宗教改革の日、ハロウィーン、諸聖人の日
10月31日は、宗教改革の日でした。
「1517年、マルチン・ルターの宗教改革」
世界史で学びましたね。
今年は2017年で、なんとその500周年になります。ですから、普段は旧東ドイツの州(※)でしか祝日でないこの10月31日も、ドイツ全土で、つまりカトリックであるバイエルン州でも祝日となります。
※ 毎年祝日となる州は、ブランデンブルク州、メクレンブルク=フォアポンメルン州、ザクセン自由州、ザクセン=アンハルト州、チューリンゲン州です。
私は15年もドイツに住んでいて、実は、宗教改革の日があることを知りませんでした。
レーゲンスブルクは、市民全員がおよそ150年間プロテスタントであった時代もあります。宗教に柔軟出会ったレーゲンスブルクは、魔女狩りの対象となったプロテスタントの人を救ってあげていた時代もあるのです。
こういう機会に宗教のことをもう一度調べてみるのもいいのですが、この日は私たちにとってはハロウィーンの日。
夕方、暗くなると、仮装をした小さな子供達が数人ずつ各家庭を訪問して、おやつを集めるのです。
昨日、買い物に出かけると、個別包装のおやつを買う若いお母さん達に何人も出会いました。
ショッピングセンターも、酒屋さんも、スーパーも、人混みのすごさにびっくり。30日は日曜日でお店は閉まっているし、31日、1日と祝日だからなのでしょうか。
ちょうどこの時期は、州によって時期は多少ずれるのですが、ドイツ全国で秋休み。
11月1日は、諸聖人の日です。こちらも一部の州で祝日となります。この日は、寒い中お墓に人々が集まります。イメージは日本でいうとお盆のようなもの。10月末になると、人々はお墓を掃除し、お花の手入れをし、当日決められた時間に人々がお墓に集合。1時間くらい寒い中に立ちっぱなしなので体の弱い方やお年寄りには大変なイベントです。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。