Bento Gonçalvesの旅①Maria fumaça、Espopeia Italiana
Buongiorno!
ついついイタリア語で話してしまうくらい、イタリアを感じられる街、Bento Gonçalves(ベント・ゴンザルベス)という街へ行ってきました。
私たちが住む街から車で2時間、ポルト・アレグレからも1時半ほどで行くことが出来ます。
(ポルト・アレグレからレンタカーで来られる方も多いそうです。)
ベント・ゴンザルベス、そして隣街であるカシアス・ド・スルはイタリア人が移住してきた街で、葡萄栽培とワイン造りが非常に盛んです。
私たちが行ったVale dos vinhedosにも20以上ものwineryがあるそうです。
高品質のワインを作るには標高、地形が重要だそうで、ここベント・ゴンザルベスは標高690mと、山と谷に傾斜を上手く利用してできたワイン街なのです。
このベント・ゴンザルベス街を今回訪れた目的は
①Maria fumaça(蒸気機関車)
②Hotel Villa Michelon
③Casa valduga
④Itarian restaurant
こちらの4つでした。
今月はベント・ゴンザルベス特集と勝手に名付けて4回に渡って紹介させて頂きたいと思います。
今回は1番目のMaria fumaça。
このMaria fumaçaは1970年代まではワイン生産や製品を運搬するためCarlos Barbosa、Garibaldi、Bento Gonçalves間を走っていたようですが、現在はGiordani Turismoという会社が管理し、ツアーなども企画しています。
現在は水曜日と土曜日だけツアーが開催されているようなので、行かれる方はHPをチェック、予約してから行くことをお勧めします。
こちらから予約出来ます。
私たちが選んだコースは、EPOPEIA ITALIANAを1時間回り、Carlos Barbosa駅までbusで向かい、帰りにMaria fumaçaに乗ってBento Gonçalvesへ戻るというプランでした。
ちなみにお値段は1人114RSでした。
(最近のレートでいうと約3300円くらい)
ESPOPEIA ITALIANAとはカルチャーパークで、そこではイタリア移民がどのようにしてBento Gonçalvesに来たかをショーを通して体験出来ます。
エンターテイナーのツアーガイドが付き、ポルトガル語で説明してくれます。
ポルトガル語が分からなくても、意外と理解できました。。笑
ツアーは約1時間。
中は屋根付き、空調ありなので季節問わずに体験出来ます。
2歳の娘も楽しんでいましたし、私たち夫婦もツアー参加することで街を知れたので良かったです。
ちなみにツアー終盤ではジュース、ワインも試飲させて頂きました。
出口にSHOPがあり、ワインや、ジュース、ジャム、Maria fumaçaの模型、葡萄のコスメなどを購入することが出来ます。
ツアーの後はいよいよMaria fumaçaへ。
駅の近くのバスターミナルにて集合、チケットを確認しバスでCarlos Barbosa駅へ。
(約25分くらい)
駅に着くと、ホームで歌を歌ってくれていました。
さすが、ブラジル!!
待っている間も楽しませてくれました。
お客さんも踊ったり、歌ったりととてもテンションが上がってきます。
日本でもなかなか蒸気機関車は見られないので、私たち夫婦も大興奮!
電車乗車時にチケットを確認し、いざ車内へ。
2人掛けの座席で、シンプルな作りでした。
お天気もよく、電車からの眺めも最高です!
天井を見上げると、ワイングラスをかけるフックがありました。
乗車時に頂いたMaria fumaçaのマークがついたプラスチックコップをそちらにかけることができます。
途中のGaribaldi駅で一時停車すると、そこにさ駅員さん自らシャンパン、赤ワイン、ブドウジュースをサーブしてくれます。
駅のホームではアコーディオンの演奏で乗客を迎えてくれ、何とも良い雰囲気。
お天気も良く、風が気持ち良い気温の中でのワインは最高でした。
娘も大好きな葡萄ジュースを飲んでご満悦。
もう一度車内へ戻り、最終駅Bento Gonçalvesへ。
車内では人が入れ替わりして、ガウーショmusicや、イタリアの音楽を演奏してくれます。
乗客もダンスをしたり、手を叩いたり、歌ったりと大盛況。
もう車内がライブ会場のように盛り上がっていました。
なかなかこういう体験が出来ないので、すごく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ブラジル南部でこんな素敵な経験が出来るとは!とびっくりしました。
是非機会がありましたら、Maria fumaçaに乗車してみてください。
では今回はこのへんで。
Ate mais!
Tchau!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。