Bento Gonçalvesの旅①Maria fumaça、Espopeia Italiana

公開日 : 2019年02月24日
最終更新 :
筆者 : Yumi

Buongiorno!

ついついイタリア語で話してしまうくらい、イタリアを感じられる街、Bento Gonçalves(ベント・ゴンザルベス)という街へ行ってきました。

私たちが住む街から車で2時間、ポルト・アレグレからも1時半ほどで行くことが出来ます。

(ポルト・アレグレからレンタカーで来られる方も多いそうです。)

ベント・ゴンザルベス、そして隣街であるカシアス・ド・スルはイタリア人が移住してきた街で、葡萄栽培とワイン造りが非常に盛んです。

私たちが行ったVale dos vinhedosにも20以上ものwineryがあるそうです。

高品質のワインを作るには標高、地形が重要だそうで、ここベント・ゴンザルベスは標高690mと、山と谷に傾斜を上手く利用してできたワイン街なのです。

このベント・ゴンザルベス街を今回訪れた目的は

①Maria fumaça(蒸気機関車)

②Hotel Villa Michelon

③Casa valduga

④Itarian restaurant

こちらの4つでした。

今月はベント・ゴンザルベス特集と勝手に名付けて4回に渡って紹介させて頂きたいと思います。

今回は1番目のMaria fumaça。

このMaria fumaçaは1970年代まではワイン生産や製品を運搬するためCarlos Barbosa、Garibaldi、Bento Gonçalves間を走っていたようですが、現在はGiordani Turismoという会社が管理し、ツアーなども企画しています。

現在は水曜日と土曜日だけツアーが開催されているようなので、行かれる方はHPをチェック、予約してから行くことをお勧めします。

こちらから予約出来ます。

私たちが選んだコースは、EPOPEIA ITALIANAを1時間回り、Carlos Barbosa駅までbusで向かい、帰りにMaria fumaçaに乗ってBento Gonçalvesへ戻るというプランでした。

ちなみにお値段は1人114RSでした。

(最近のレートでいうと約3300円くらい)

ESPOPEIA ITALIANAとはカルチャーパークで、そこではイタリア移民がどのようにしてBento Gonçalvesに来たかをショーを通して体験出来ます。

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エンターテイナーのツアーガイドが付き、ポルトガル語で説明してくれます。

ポルトガル語が分からなくても、意外と理解できました。。笑

ツアーは約1時間。

中は屋根付き、空調ありなので季節問わずに体験出来ます。

2歳の娘も楽しんでいましたし、私たち夫婦もツアー参加することで街を知れたので良かったです。

ちなみにツアー終盤ではジュース、ワインも試飲させて頂きました。

出口にSHOPがあり、ワインや、ジュース、ジャム、Maria fumaçaの模型、葡萄のコスメなどを購入することが出来ます。

ツアーの後はいよいよMaria fumaçaへ。

駅の近くのバスターミナルにて集合、チケットを確認しバスでCarlos Barbosa駅へ。

(約25分くらい)

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駅に着くと、ホームで歌を歌ってくれていました。

さすが、ブラジル!!

待っている間も楽しませてくれました。

お客さんも踊ったり、歌ったりととてもテンションが上がってきます。

日本でもなかなか蒸気機関車は見られないので、私たち夫婦も大興奮!

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電車乗車時にチケットを確認し、いざ車内へ。

2人掛けの座席で、シンプルな作りでした。

お天気もよく、電車からの眺めも最高です!

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天井を見上げると、ワイングラスをかけるフックがありました。

乗車時に頂いたMaria fumaçaのマークがついたプラスチックコップをそちらにかけることができます。

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途中のGaribaldi駅で一時停車すると、そこにさ駅員さん自らシャンパン、赤ワイン、ブドウジュースをサーブしてくれます。

駅のホームではアコーディオンの演奏で乗客を迎えてくれ、何とも良い雰囲気。

お天気も良く、風が気持ち良い気温の中でのワインは最高でした。

娘も大好きな葡萄ジュースを飲んでご満悦。

もう一度車内へ戻り、最終駅Bento Gonçalvesへ。

車内では人が入れ替わりして、ガウーショmusicや、イタリアの音楽を演奏してくれます。

乗客もダンスをしたり、手を叩いたり、歌ったりと大盛況。

もう車内がライブ会場のように盛り上がっていました。

なかなかこういう体験が出来ないので、すごく楽しい時間を過ごすことが出来ました。

ブラジル南部でこんな素敵な経験が出来るとは!とびっくりしました。

是非機会がありましたら、Maria fumaçaに乗車してみてください。

では今回はこのへんで。

Ate mais!

Tchau!

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