ブラジルの『スイス』gramado
Olá! tudo bem?
今回はリオグランデ・ド・スル州にあるグラマド(Gramado)という街を紹介したいと思います。
ブラジルに来て、初めて旅行で訪れたのがここグラマド。
私が住む街から車で約3時間、州都ポルト・アレグレからも約2時間ほどの距離にあります。ポルト・アレグレからは高速バスも出ているようですよ。
ポルト・アレグレの北135kmに位置する人口約3万人の小さな街で、日本のガイドブックではあまり見かけません。
しかしブラジルではリオ、サルバドールに次いで観光客が多いリゾート地で、観光業をはじめ、建築、皮革、チョコレート生産が盛んな街です。
『ブラジルのスイス』としても知られているグラマドは自然が多く、冬にはブラジルでは珍しく雪が降ることもあるそう。(わざわざ冬を感じにブラジル中から観光客が来るみたいですよ!)
一方グラマドが最も賑わいを見せるのがクリスマスシーズンで、毎年Festa Natal Luzというクリスマスイベントが10月末から1月中旬まで開催され、毎年何百万人の人々が集まります。
到着1日目はGramado ZOOへ。
2008年にオープンした動物園で、20万平方メートルの広大な敷地には、約1500の動物が飼育されています。
各動物の檻は、山道に沿って自然の中につくられており、所謂一般的な日本の動物園とは若干趣が異なります。
順路に従い、動物と同時にグラマドの自然が楽しめます。
入場ゲートすぐ近くの鳥類のゲージでは、ブラジルでしか見られないオウムやインコが多く、距離もかなり近くで見られるので見ごたえがあります。
そしてメインは動物園のシンボルにもなっているヒョウ。子供のヒョウもいてすごくかわいかったです。
ただ困ったことに自動販売機や売店などが途中なく、レストランまで我慢しないといければならず、小さな子連れには少し大変でした。
レストランでは少し日本語が話せるという男性職員と出会い少しほっこり。(グラマドは観光地だけあって、ブラジルの他の場所と比べて英語がちょっとだけ通じるようです。)
出口ゲートにはちょっとしたお土産SHOPがあり、小さな子供に人気でした。
夜はLa Table D'Or Mediterraneeというフレンチレストランへ。
19時からの営業だったので、あらかじめ予約して行きました。
私たちが入店した際は空いていたのですが、オーダーも終え、化粧室へ行った頃には気づけば満席でした。
夜はコース料理しかなく、前菜やメインもいくつかあるうちから選択できます。
お店の雰囲気が落ち着いたところなので、子連れは厳しいかなと思っていましたが、子供用の椅子も用意があり、店員さんも気さくに話しかけて下さいました。
素敵な夕食の後は、夜のグラマドの街を散策。
ブラジルに来てからは、治安が比較的良いとされる私たちの街であっても、夜間はあまり人通りは多くなく、私たちも外出は控えていたのですが、
グラマドは夜22時になっても赤ちゃんや子連れの観光客で賑わっており、絶対安全とはもちろん言えないですが、十分に注意すれば夜でも楽しめそうでした。
そして、街中いたるところにチョコレートSHOPが。
甘い香りが通りに漂い、それに惹かれてついつい入っては見ての繰り返しでした。
クマやフクロウ、シューズなど様々な形を模ったチョコレートや、人より大きなチョコレートなど、チョコレートを目で、香りで、食べて楽しむという、素敵な経験でした。
夜のParóquia São Pedro
2日目は朝からReino do Chocolateというチョコレート工場へ。
工場ではチョコレートの製造工程を見れるのはもちろんのこと、チョコレートの歴史を学ぶことができます。
出口付近では巨大なチョコレートのうさぎがお見送りしてくれます。
なんとこのうさぎ、重さ1640キロ、高さ2.95Mもあるんです。
写真を撮るために近くに行くと、チョコレートの甘い香りが!
出口を出るとKIDSスペースがあり、チョコレート色の滑り台、ボールプールも設置されています。
隣接してお土産コーナーがあるので、大人たちがお土産を見ている時にでも遊ばせておくことができます。
また今回は行っていないのですが、カフェテリアもあり、チェアがコーヒーカップの形であったりと見どころ満載です。
お土産にはチョコレートはもちろん購入したのですが、自分用のお土産にKURというグラマドにしかない化粧品を購入。
SPAがメインだそうで、そこで使用する化粧品を取り扱っているそう。
化粧品は日本からほぼ持参しているのですが、洗顔やボディークリームなどは持ってきていなかったため購入。
(ちなみに夫もメンズ用クリームを購入。)
保湿性も高く、エステで使用しているだけあって、質感もすごく良かったです。
支店がないと聞いていたので、もっと買っておけばよかったと思ったのですが、ポルト・アレグレにあるシェラトンホテルがKURを扱っていたので一部は購入可能です。
グラマドについてはまた別の機会にクリスマスのイベント、イルミネーションについて掲載出来ればと思います。
ではまたお会いしましょう!
Até mais! Tchau!
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