オバールにある「パン・デ・ロー」の専門店『Pão de Ló de Ovar Cruz』
みなさんこんにちは、ポルト特派員のYukaです。
まだまだ天気の安定しないポルトガルですが、この間春の訪れを感じさせる光景を発見しました!
↑コウノトリが巣作りを始めたようです。
2月中旬に「アベイロ/Aveiro」のあたりで車窓から撮った写真です。
電柱や塔などの至る所に巣ができていました。
さて今回はその「アベイロ」の近く「オバール/Ovar」という街にある「パン・デ・ロー/Pão de Ló」の専門店を紹介します。
「オバール」はカーニバルで有名な街ですが、「パン・デ・ロー」の名産地でもあります。
「パン・デ・ロー」とはポルトガルから日本へやってきたお菓子のひとつ、「カステラ」の起源となったと言われているお菓子で、その味もカステラそっくりです。
↑クリスマスによく食べられるポルトガルの代表的な修道院発祥のお菓子で、私が住むポルトでもカフェで売られているのをよく見かけます。
「パン・デ・ロー」には二つの種類があります。
一つは上の写真のような中まで完全に火が通ったもの。
これは日本のカステラにとても近いです。
一般的なカフェで売っているのはこのタイプが多いです。
もう一つは中まで火が通っていない半生の「パン・デ・ロー・デ・オバール/Pão de Ló de Ovar」です。
名前にもあるようにこの半生の「パン・デ・ロー」は「オバール」で作られています。
今回紹介するのはこの「パン・デ・ロー・デ・オバール」を作っている『パン・デ・ロー・デ・オバール・クルーシュ/Pão de Ló de Ovar Cruz』というお店です。
「オバール」は、ポルトとアベイロの間に位置し、ポルトから電車で南に45分程行った所にあります。
お店は「オバール駅/Ovar」から徒歩15分程です。
↑店内の様子。
さまざまな大きさの「パン・デ・ロー」が選べます。
↑一番小さいこちらのサイズでひとつ2.2ユーロです。
↑「パン・デ・ロー・デ・オバール」は中が少しくぼんでいるのが特徴。
外側は普通のカステラのようなふわふわの食感で中はべたっとしているのですが、このべたべたとした部分が本当に美味しい!
このサイズだと一人でぺろりと食べれてしまいます。
個人的には中まで火が通っているタイプの「パン・デ・ロー」より好きかもしれません。
ポルトにも少ないですが半生の「パン・デ・ロー」が食べられるお店があるようです。
カステラの起源となったと言われる「パン・デ・ロー」、ポルトガルに来たらぜひ半生タイプの「パン・デ・ロー・デ・オバール/Pão de Ló de Ovar」も試してみてください。
*―――――――――――*
<パン・デ・ロー・デ・オバール・クルーシュ/Pão de Ló de Ovar Cruz>
【営業時間】
月曜休業
火~土:9:30~19:00
日:10:00~13:00
【Facebook】https://www.facebook.com/paodelocruz/
【アクセス】「オバール駅/Ovar」から約徒歩15分
【住所】R. Júlio Dinis 53, 3880-238 Ovar
【記載内容について】
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