トマールで修道院発祥のお菓子を堪能!
みなさんこんにちは、ポルト特派員のYukaです。
今回は前回紹介した『トマールのキリスト修道院』に引き続き、トマールの街並みや郷土菓子を紹介します。
前回のブログはこちら。
トマールの街の中心地はトマール駅から10分程の「レプブリカ広場/Praça da Repúbulica」周辺です。
↑広場には「サン・ジョアン教会/Igreja de São João Baptista」があります。
↑教会の中には4年に1度トマールの街で行われる「タブレイロスの祭り/Festa dos Tabuleiros」で使われる飾りが置いてありました。
お祭りでは女性たちがこれを頭にのっけてパレードをするそうです。
次回のお祭りは2019年です。
↑広場周辺の道はレストランやお菓子屋さんがたくさんあります。
画像奥に見えるのが「トマールのキリスト修道院」の城壁です。
街から山の上の城壁が見えると、神聖な街にいるような気がしてきます。
↑街には「ナバオン川/Rio Nabão」が流れ、川に囲まれるように「モンシャオン公園/Parque do Monchão」があります。
静かでゆっくりできる公園です。
↑道に置いてあったリサイクルボックス。
使わなくなった服や靴、おもちゃを入れて良いようです。
また15世紀に建てられたユダヤ教会「シナゴガ/Sinagoga」も見所の一つです。
現在は博物館として一般公開されています。
残念ながら先日私が行った時は改修中で見学できませんでした。
続いて修道院発祥のお菓子について紹介します。
トマールは世界遺産にもなっている大きな修道院があるため、修道院発祥のお菓子がたくさんあります。
修道院のお菓子は卵黄がふんだんに使われていて、見た目がとっても黄色いのが特徴。
というのは昔、修道院では服やシーツのアイロンがけに卵白を糊として使っていたため卵黄が残り、修道女がそれを使ったお菓子を作ったからだそうです。
では修道院発祥のお菓子3つを紹介します。
①「ファティ―アス・デ・トマール/Fatias de Tomar」
卵黄たっぷりのスポンジケーキを砂糖の液に浸したお菓子。
食べると口の中に砂糖の液がじゅわっと広がり、冷たくて美味しいです。
その名の通りトマールの郷土菓子です。
「ファティ―アス」は「一切れ」という意味。
②「ベイジャ・ミ・デプレッサ/Beija-me depresssa」
和菓子の練り切りのような食感のお菓子。
卵黄の味がしてこのサイズでも十分なほど甘いです。
こちらもトマールの郷土菓子です。
「ベイジャ・ミ・デプレッサ」は「早く私にキスして」という意味です。
③「トルタ・デ・ラランジャ/Torta de laranja」
オレンジのケーキをロールケーキのように巻いたお菓子。
こちらはトマールに限った訳ではありませんが、ポルトガルの修道院発祥のお菓子です。
「トルタ」は「タルト」、「ラランジャ」は「オレンジ」という意味です。
トマールに来たら修道院を見るだけでなく、ぜひ修道院発祥のお菓子も食べてみてください。
ただ基本的にどれも卵黄と砂糖たっぷりで口の中がとっても甘くなりますよ!
最後に、トマールで修道院のお菓子が食べられるおすすめのお菓子屋さんを二軒載せておきます。
<Doçaria Estrelas de Tomar>
【住所】Rua Serpa Pinto 12, 2300-592 Tomar
<Palco D'Especiaris>
【住所】R. Infantaria 15 81, Tomar
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