ポートランドはアメリカ屈指の住みやすさ！
＜ポートランドはちょうどいい気候と自然条件の街＞
数年前から、日本でもいろいろな分野で取りあげられるようになったオレゴン州ポートランド。
アメリカでも最近人気沸騰中の街でして、「他州からの引っ越しによる転入者の割合が多かった州」第1位（United Van Lines 2013年）、「アメリカで住み良い街」第1位（Movoto Real Estate 2013年）なんです。
アメリカでも知名度と人気が高まり、転入者が増え、アパートやコンドミニアムなどがどんどん建設されている成長期のポートランド。
どんなところが住みやすいのか？私なりに考えてみました。
その結果、理由 NO.1にあがったのは気候です。
最近は地球温暖化の影響か、夏は40℃以上、冬は－16℃なんて気温になったりもしますが、
基本的に、ポートランドは年間を通してマイルドな気候なんです。
夏の平均最高気温は26.2℃、最低気温は13.4℃、冬の平均最高気温は9℃、最低気温は2.1℃。
北海道の道央と同緯度ですが、北海道のよう寒くはなりません。
天気の良い日は屋外が気持ちいいんです。
そして、ポートランドは自然災害が少ない！
ハリケーンも来ません、竜巻も起こりません、そして地震も体感できるものはほとんどありません。（私は計10年くらい住んでいて一度も地震を感じた事はありません）
冬の間は雨が多いので、街中でも洪水や土砂崩れ、木々が倒れたりということはありますが、避難しなければならないような災害はほとんど起こらないのです。
＜ちょうどいい街のサイズで便利な街＞
そして、ポートランドが住みやすい理由 NO.2は街のサイズにあると思います。
ポートランドの人口は約64万人（2016年）、面積は約376㎢。
日本で一番人口が近いのが千葉県船橋市の約63万人ですが、船橋市は面積が約86㎢となってましたので、ポートランドがいかに人口密度が低いかがわかりますね。
ポートランドのダウンタウンだって、イベントでもない限り、大勢の人でごった返すなんてことはありません。
ある平日の昼のダウンタウン↓なぜか、やけに閑散としてました。
そして、この特派員ブログの最初の方の記事でご紹介してますが、公共交通機関が発達していて便利。
関連記事はこちら➡MAX(電車） バス＆ストリートカー
MAXやバス、ストリートカーを使いこなせば、市内ほとんどのところには行けちゃいます。
自然を愛する人々が多く、エコな街でもあるポートランドは、自転車に乗る人もたくさんいて、昨年始まったシェアバイク（自転車）サービスも人気です。
また、「Car 2 go」「Reach Now」「Zip Car」などのカーシェアを利用している人も多いですよ。
こういう便利なシステムがある街は、住みやすいですよね。
＜ポートランドはアメリカ屈指のグルメタウン＞
生活するのに"食"は大切ですよね。ポートランドが住みやすい理由 NO.3は食にあり！と私は思います。
ポートランドの人口に対するレストランの数は、なんと7位のニューヨークを抜いてアメリカで6位！（Yahoo Finance2015年）、「アメリカで美食家が行くべき街」（Travel+leisure 2014年）にも選ばれています。
それだけ、食に対する関心が高いのですよ、ポートランドって。
ポートランドのレストランは、アメリカのどこにでもあるチェーン店よりは、ローカルのお店が目につきます。
ハンバーガーやステーキなどの北米料理もありますが、南米、ヨーロッパ、中近東、タイ、ベトナム、インドなど東南アジア、そしてもちろん日本や韓国、中国の東アジア料理など、いろんな国籍の料理が楽しめるのもポートランドの特徴です。
ポートランドの名物、街のあちらこちらにあるフードカートでも、いろんな国の料理が気軽に楽しめます。
フードカート過去記事はこちら➡ポートランド名物フードカート
そして忘れてはいけないのが、この辺の気候から生まれるおいしい地ビールやローカルワイン！
スーパーで普通に売ってる地ビールやローカルワイン。
最近では、サイダー（アルコール入りのハードサイダー）も流行っていますよ。
こんな感じで、ポートランドは気候も良く、食も充実していて、人間らしい生活ができる街だと思います。
また、ちょっぴりユニークな街というのも人気の理由かもしれませんね。
そんな街をこの特派員ブログでどんどん紹介していきますので、こちらを参考に、是非遊びにいらしてくださいね！
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