アメリカでの年末年始 日本と違う色んなこと★

公開日 : 2017年01月06日
最終更新 :
筆者 : ひまわり
01.JPG

新年あけましておめでとうございます!

フィラデルフィア特派員のひまわりです、2017年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

この年末年始は、私にとってアメリカで過ごす初めての年越しとなりました。 住み慣れた日本での風習や空気感と比べて、アメリカでは違う点をたくさん感じました~!

なので、今回は「アメリカでの年末年始」についてちょっとまとめてみたいと思います。

●「クリスマス」、街は超静か。

クリスマスイブの夜、フィラデルフィアの街はいつも以上に静かでした。

車や人影もほとんどなく、ケーキ屋さんもガラガラ(この日にケーキを食べる文化はそんなにないよう)。 日本では、クリスマスイブやクリスマスの夜は飲食店やショップなど都会の街は大賑わいですし、 もちろんケーキ屋は大混雑!というイメージでした。

しかし、アメリカでは家族で集まり自宅でゆっくり食事をしたり、教会でミサに参加するなど、 しっぽりと家族の輪を大切にして過ごす時間のようでした。

当然ですが、日本より本来の意味での「クリスマス」をきちんと意識して過ごしているんだな~と感じました。

●逆に・・・「大晦日」の街はにぎやか!大宴会~!

大晦日の夜、フィラデルフィアの街は人出が多くてびっくり!夕食の時間帯はどの飲食店も大賑わい!

道端でもコーヒーやお酒を片手に話し込む若者達や、深夜までバーなどで陽気に飲んでいる人がたくさん!

どうやら大晦日=大宴会の日のようです。大晦日や元旦は家族というより、仲間たちで集い楽しそうに過ごしている人が多い印象でした。日本とは、クリスマスと逆な感じですね!

ちなみに、年越しはカウントダウンに盛り上がったり、「HAPPY NEW YEAR」と大きく描かれたギラギラの帽子やふざけたサングラスをかけてはしゃいでいました。ノリとしてはハロウィンと同じような"パーティ"といった雰囲気でした。

05.jpg

●総論:アメリカのホリデーシーズンって?!

そんなわけで総じて、こちらの価値観は「お正月」<「クリスマス」「感謝祭(11月末)」といった様子でした。 11月の感謝祭から楽しいホリデーシーズンが始まって、12月に入るとクリスマスの飾りつけをして、 そのままニューイヤーイブまで楽しく過ごすといった感じです。

そのため日本のように、「クリスマスが終わった26日には、急いでクリスマス感があるものを片づけて、 しめ縄や門松の準備!食材はおせち用のものを揃えなきゃ!」といった年の瀬がだんだんと迫ってくる雰囲気はありません。(実は私はこれが意外にさみしく感じました、、、「な~んか年末感が足りないな~」なんて思ったり。笑)  

その上、年が明けた今も尚、町中にクリスマスツリーやリース等が飾ってあります。きっとこうした飾りは 「クリスマス」に限らずホリデーシーズンの飾りといった感覚なのでしょう。

そんなアメリカのホリデーシーズンも1月4日くらいには徐々に終わってしまいます。ホリデーシーズンは11月からたっぷりと長かったけど、日本人としてはまだまだ1月8日くらいまでお正月気分でいたいな~なんて正月ボケしている私です。笑

06.jpg

●最後に・・・私の初のアメリカ年末年始の過ごし方

12月末に、アジア系のスーパーに買い出しに向かいました。 アメリカのスーパーだとお正月の気分が全然盛り上がらないので、さすがに何か手に入れたいなと思い立ちまして!

フィラデルフィアからだと、「maido」という日本食スーパーや「Hマート」という韓国系スーパーが便利で人気です。 今回はバスで30分ほどかけて、「Hマート」へ! ここでは、薄切り肉や、刺身用のおさかな、おせんべい、ドラ焼き、黒豆、かまぼこ等、 なんでもゲットできちゃいます~。 わーい!

ここでの戦利品と両親からのありがた~い日本からの配給食材などと合わせて、我が家ではすき焼き、お雑煮、焼き魚などアメリカフィラデルフィアにいながら、がっつり和食で日本を感じまくるお正月を過ごし ました(^^♪ やっぱりおいしいな和食♪

せっかくアメリカに来たものの、食文化に関してはこんな風に過ごしてしまう自分に、 隠し切れない日本人としてのアイデンティティを自覚した年末年始でした。

08.jpg

【「H mart」】

● 住所:7050 Terminal Square, Upper Darby, PA 19082

●フィラデルフィアセンターシティからの行き方:

センターシティのwalnut streetからバス(SEPTA21番)に乗車。

終点の「69th street station」下車。徒歩3分ほど。片道運賃2.25ドル。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。