ペナン島・肉骨茶(バクテー)が食べれるおススメのお店

公開日 : 2018年03月15日
最終更新 :
筆者 : Marina.

Hi,美味しいもの大好きペナン特派員Marina.です。

肉骨茶(バクテー)という料理をご存知ですか?

漢字を見ると肉、骨、茶、っていったいどんな料理なのか想像しづらいですよね。

バクテーはマレーシアやシンガポールで食べられる土鍋料理で、豚のあばら肉や内臓を漢方に用いるスパイスと中国醤油で煮込んだ料理です。漢字の肉と骨が料理に入っているのでなるほどとなったかと思いますがでは肉骨茶の茶は?どこ?お茶も入ってるの?と思うかもしれませんがお茶は入ってません。

肉骨茶(バクテー)を作った人の由来の地から当初は肉骨地と呼ばれていたものが、福建語の地と茶と読みが似ていることから肉骨茶(バクテー)と呼ばれるようになったのだそうです。

先に書いたように肉骨茶バクテーは漢方で用いるスパイスを使っていることから薬膳料理とも言われています。マレーシアでは中華系の住民が朝ごはんや昼ご飯として気軽に食べるとてもメジャーな料理ですが実はとても体によい食事でもあるのでMarina.は定期的に食べるようにしています。

定期的に食べるというのも実はペナンのスーパーには肉骨茶(バクテー)の素がセットになったお手軽なバクテーの素が販売されているので家でも気軽に作れるんですね。具は豚肉、内臓、椎茸、ユバなどが基本となっていますが、私は家で作る時は豚肉にこだわらず鶏肉や白菜、お豆腐などを入れてみたりとお鍋を食べる感覚で色々オリジナルで楽しんで食べてます。

皆さんもお土産に買って作ってみて下さい。漢方のスパイスを使った料理なんて難しそうと思うかもしれませんが、バクテーの素を使えば簡単に美味しく食べれますよ。

今回はそんな体にもいい肉骨茶(バクテー)を朝ごはんに食べれるおススメのお店をご紹介します。

Song River Cafe

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海沿いのガーニードライブ沿いに建つお店。周辺にはいくつかレストランが建ち並び食事時間帯にはローカル達で賑わうエリアです。

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朝ごはんに訪れた店内はお客さんでほぼ満席。

ペナンのローカルの皆さんは朝から外食というのが本当普通なんですね。

席に着くとまず最初に注文したお茶のセットが届きます。

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鉄観音茶

RM3(¥81)

急須と湯のみが空の状態で届くのでお茶の葉とお湯を自分で注ぎ入れて飲みます。一つ頼めば数人でシェアできますよ。

そして肉骨茶(バクテー)が届くまで少し待つので、ベジタブルを一品注文しました。

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芥藍清炒(カイランのガーリック炒め)

RM8.80(¥238)

カイランはアブラナ科の植物でペナンではよく食べられるメジャーな野菜です。

このカイランのガーリック炒めがとっても美味しいんですよね。おススメです。

カイランを食べ終わる頃に肉骨茶(バクテー)がきましたよ。

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Bak kut teh(肉骨茶)

RM20.80(2人前)(¥562)

Dao ki(ユバ)

RM3(¥81)

おススメはユバを追加すること。

味が染みたユバが美味しいんです。豚のあばら肉もホロホロでお肉が簡単にとれるほど柔らかく煮込んであって美味しいです。家で作るとココまでホロホロには煮込めないのでやっぱりココのお店で食べたくなるんです。

漢方のスパイスを使ってあるのでクセがあるのでは?と思うかもしれませんがこちらのスープはクリア透明タイプで味もあっさり。日本人の舌にもよく合う味です。

朝ごはんにお腹いっぱいこれだけ食べて二人でRM35.60(¥961)。

こんなに凝った料理が1人¥480円程で食べれるなんて本当嬉しいですね。日本で食べれば数倍もするであろう薬膳料理がこんなに安くてしかも美味しいのは美食の街ペナンだからこそ。

ペナンへ旅行にきたら絶対食べて欲しい肉骨茶(バクテー)。

いかがでしたか。美味しそうでしょう?肉骨茶という漢字からはなかなか想像がつかない美味しさなのでぜひどんなお味か食べに行ってみて下さい。きっと気に入ると思います。

また、レストランで食べる以外にスーパーで肉骨茶(バクテー)の素を買うこともできます。

以前コチラペナン・漢方薬局で買う漢方茶と薬膳スープはお土産にもおすすめ!で紹介した漢方薬局さんでもオリジナル漢方をMixした肉骨茶(バクテー)が売られていますのでお土産に買うのもいいですね。

今回はペナンのローカルにも在住日本人にも人気の肉骨茶(バクテー)のお店Song River Cafeをご紹介しました。ペナンへ旅行に来たらぜひ食べて欲しい逸品です。皆さんぜひ食べに行ってみて下さいね。

Song River Cafe

住所:65, Gurney Drive, 10250, Georgetown, Penang Malaysia

営業時間:7:00 - 15:00

電話:(+60)12-492-7275

※RM1 = ¥27円(2018年3月のレート)

筆者

旧ペナン特派員

Marina.

日本をはじめ海外多数の展覧会、美術館を中心にアート活動を行うジュエリー作家。

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