マレーシアのランカウイ島から船でタイへ行く方法

公開日 : 2017年01月22日
最終更新 :
筆者 : Marina.

年末年始、ペナンからマレーシアのランカウイ島を経由してタイへ旅行へ行ってきました。

ペナンからタイは飛行機を使えばバンコクやプーケット、クラビなど有名観光地へ直行便で簡単に行けるのですが、今回は日本人があまり行かないところに行きたいなということで、ランカウイ島から船でタイへ行くというちょっと変わったおもしろい旅をしてきましたので皆さんにもご紹介したいと思います。

船でタイへ行くと聞くとどんな旅を想像しますか?

長時間の過酷な船旅?(笑)アジアの小舟?はたまた豪華客船?(笑)などなど想像が膨らみますが、タイはマレーシアのお隣の国、そしてランカウイ島と今回向かった先タイのリペ島はそれほど遠くない距離なので案外手軽に利用できる船旅なんですよ。

今回の旅先、タイのリペ島。地図で見るとランカウイ島とリペ島はとっても近いんです。ペナンとランカウイも飛行機で30分程のあっという間の距離です。日本からランカウイ島へ行くにはクアラルンプールなどを経由した飛行機がいくつもありますし、日本の旅行会社のパッケージツアーも多くでているので手軽にチケットを買うことができます。

ではランカウイ島からタイのリペ島へ船で行く場合はどこでチケットを取ればいいのか?

いくつか方法がありますが今回は私が利用した方法をご紹介しますね。

船のチケットはインターネットで事前にフェリー会社 Telaga Terminalのホームページから購入できます。購入時にクレジットカードが必要です。

船は一日2便。

ランカウイ発は午前と午後に1便ずつで、9:30発と14:30発があり、ランカウイ島からリペ島への片道チケット、またはランカウイ島⇔リペ島の往復チケットを選択できます。

【乗船料金】

・ランカウイ⇔リペ(往復)

 大人 RM248(¥6,448)

 子供 RM208(¥5,408)

・ランカウイ⇒リペ(片道)

 大人 RM128(¥3,328)

 子供 RM108(¥2,808)

※オンラインで購入すると上記料金から片道一人RM10ずつオンライン割引が適用されます。

インターネットで予約受付、支払いが完了したらメールでBooking Voucherが送られてくるので印刷して旅行当日に船着き場へ持参して下さい。

Telaga Harbour International Terminal

住所:Lot 1, Telaga Harbour Park,Pantai Kok, Langkawi,Kedah, Malaysia

こちらが今回利用するランカウイ島とタイのリペ島を結ぶ船が発着する船着き場です。

※クアジェッティにも発着する船着き場があるので場所を間違えないようにしましょう。

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※ここではもらうのは行きの船のチケットのみです。帰りの船のチケットはリペ島でもらうのでその際に再度Booking Voucherの紙が必要になります。提示したBooking Voucherは帰りまで大切に持っておいてくださいね。

船の受け付けが終わったら写真手前の建物「TH INTERNATIONAL TERMINAL」イミグレがオープンするまでしばらく待ちます。コーヒー、軽食を販売するお店がありましたのでここで軽く朝食をとることもできますよ。

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時間になると出入国カウンター(イミグレ)がオープンします。

チェックを受け出国スタンプをもらったらいよいよ乗船。こちらの船でランカウイ島からタイのリペ島まで1時間30分ほどの船旅のスタートです!

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乗船前にイミグレの出口で船の係員にパスポートを預けてから船に乗り込みます。大きな荷物は入口に集めて置かれます。

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船酔いしやすい私は事前に酔い止めを飲んで乗船しました。

船内はエアコンが効いており寒すぎることもなく適温でしっかりした座席にテレビもありました。船は私が思っていたより大きかった(笑)ですしこの日は揺れも激しくなかったので快適に過ごすことができました。

船が出発してしばらくすると船のデッキに登れるというので外に出てみました。

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曇り空で少し残念でしたが逆に日差しが暑すぎずデッキで景色を眺めたり、写真を撮ったりとのんびり船旅気分を満喫することができました。約1時間30分の船旅はあっという間に過ぎいよいよリペ島上陸です!

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リペ島は小さな島で桟橋のないビーチに船が着くので沖でこちらの小舟に乗り換えて島に上陸します。

小舟から陸へ降りる際には水に濡れること必須なのでそのつもりで履物を用意しておくといいでしょう。

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写真手前のこの鉄製のパイプを使って船を降りるので裸足は少し痛いです。大きな荷物は浜辺に無造作に放置されますので忘れずに自分の荷物を取りに行ってくださいね。

リペ島に到着したらまずはこちらのイミグレで入国審査を受けます。

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イミグレと言っても屋根があるだけの小さな建物。

まず乗船前に預けたパスポートを返却してもらう為ここで名前が呼ばれるのを待ちます。係員が順番にメガホンで名前を呼びますのでここを離れることもできず、とにかくひたすら早く呼ばれることを願って待つしかありません(笑)。

私の場合は約1時間程待った頃やっと名前が呼ばれ無事(笑)パスポートを受けとることができました。

パスポートを受け取ってからはスムーズに進み、列に並んで写真奥のイミグレで入国審査を受けやっと入国完了となります。

無事、入国審査が終われば早くホテルへGO!と行きたいところですが、ここでひとつ注意!

帰りの船のチケット予約の再確認を船会社にしておかなくてはいけません。Booking Voucherには必須とは書いてありませんが、座席確認を事前にしておかないと手配ミスで船が満席になってしまうことがありますので入国時に済ませておいたほうが賢明です。

タイのビーチリゾート、リペ島はリゾート気分を満喫できるとても美しい島。道中の船旅も印象深くとても楽しい思い出になりました。

今回はペナンから少し足を延ばしてマレーシアのランカウイ島から船でタイへ行く方法をお伝えしました。リペ島の様子はまた次回お伝えしますね。

最後にリペ島はシーズン限定でホテルがオープンするリゾート島です。オープン時期は毎年多少の変動があり10月下旬ごろから5月頃になります。シーズンオフはホテルは閉鎖され今回ご紹介した船もでていませんので旅行の日程にご注意下さい。

船のチケット購入先

・Telaga Terminal

ランカウイ船着き場|Telaga Harbour Marina

住所:Lot 1, Telaga Harbour Park,Pantai Kok, Langkawi,Kedah, Malaysia 07000

電話:+604-959-2208

Fax :+604-959-2204

タイ

住所:Koh,Lipe,Thailand

※1RM = ¥26(2017年1月のレート)

筆者

旧ペナン特派員

Marina.

日本をはじめ海外多数の展覧会、美術館を中心にアート活動を行うジュエリー作家。

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