ノチーノ(NOCINO)作り

公開日 : 2017年07月01日
最終更新 :

前回のサン・ジョバンニに関連します。

6月24日はサン・ジョバンニに朝露を浴びて、幸運を祈った後、青い胡桃を収穫し、ノチーノ(胡桃のリキュール)を作る習慣があります。これはパルマだけではなく、イタリア全土で作られています。

サン・ジョバンニの頃がノチーノ用の胡桃に調度良いのだそうです。

nocino2010.jpg

こちらは2010年に作ったノチーノです。かなり濃厚な色になっています。

ノチーノは一般的に食後酒として飲まれます。

作ってから最低1年は置かないと飲めたものではありません。

なのでのーんびりと待ちます。

材料は、

胡桃(25個)

noci.jpg

このくらい若いので、硬いです。

それを半分に包丁で割って、アルコール(1l)、砂糖(800g)、丁子1本、シナモン(少々)に漬け込みます。

nocino.jpg

これを2日に1回ぐらい振って、お砂糖をアルコールに溶かしていきます。

夏の終わりにワインの瓶など、暗い色の瓶に入れて保存します。

クリスマスの贈り物にもよく使われます。

ノチーノはバールでも飲むことができます。

食後酒としていただくのはもちろん、ジェラート(アイスクリーム)に混ぜても大人の味になります。

ぜひ試してみてください。

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