ノチーノ(NOCINO)作り
前回のサン・ジョバンニに関連します。
6月24日はサン・ジョバンニに朝露を浴びて、幸運を祈った後、青い胡桃を収穫し、ノチーノ(胡桃のリキュール)を作る習慣があります。これはパルマだけではなく、イタリア全土で作られています。
サン・ジョバンニの頃がノチーノ用の胡桃に調度良いのだそうです。
こちらは2010年に作ったノチーノです。かなり濃厚な色になっています。
ノチーノは一般的に食後酒として飲まれます。
作ってから最低1年は置かないと飲めたものではありません。
なのでのーんびりと待ちます。
材料は、
胡桃(25個)
このくらい若いので、硬いです。
それを半分に包丁で割って、アルコール(1l)、砂糖(800g)、丁子1本、シナモン(少々)に漬け込みます。
これを2日に1回ぐらい振って、お砂糖をアルコールに溶かしていきます。
夏の終わりにワインの瓶など、暗い色の瓶に入れて保存します。
クリスマスの贈り物にもよく使われます。
ノチーノはバールでも飲むことができます。
食後酒としていただくのはもちろん、ジェラート(アイスクリーム)に混ぜても大人の味になります。
ぜひ試してみてください。
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