夏ワーク報告:フレンドシップナイト
こんにちはー今回担当のキョロです!
うちの団体ではフィリピンで主に学校建設とオリジナル授業を展開してます!
建設は激しく体力を使いますし、授業の方も打ち合わせやマテリアルの準備で中々骨が折れます。もちろんそれを有り余って上回る「やりがい」があるのですが!
とは言っても、息抜きも必要!ということで、特別な夜が準備されております。
その名も、
「フレンドシップナイト」(友情の夜)です。ひねりが皆無です。
内容はというと、各家庭(日本人学生は現地民家にバラバラでホームステイしてます)が老若男女集まり、日本人学生と家族で出し物したり、どこからともなく村のギター集団が現れたり、わさび食べるゲームしたり。村や家庭との親睦を深める会ですね。一番の目的は、受け入れてくださっている村及び家族に、「楽しませる」ことで恩返しを!というものです。
ワンダイレクションだのブルーノマーズはフィリピンでも大人気。そして例外なく踊りも大好き。出し物もだいたいが踊りです。フィリピンの農村ですが、踊りのレベルが非常に高い!小さい頃からダンスが日常生活にあったのでしょうね...。日本だとストリート系のダンス、ヒップホップとかにはサークルとかに入らないと中々接する機会がないですよね。小さい子どもたちも飛んだり跳ねたりしながらニコニコ踊ります。
今まで話したことの少ない人と話すいい機会にもなっています。フィリピン人の若者と日本人学生の中も、この夜を境に一気に深まる印象です。
食べ物には、日本から柿ピーや歌舞伎揚げのようなお馴染みのスナックを持って行きます。日本料理を作る年もありました。
また、逆にフィリピンの食文化に触れるという意味合いで、豚の屠殺を行っています。村では家畜を自らの手で屠殺して食べるのが日常茶飯事ですが、日本ではスーパーに並んでいるものですよね。
日本人学生にとっては、改めて命の尊さを考えるきっかけとなっています。
さて、村の家族やこどもたち以外にもわすれてはならない存在が。
出ました!「テクニカル・スタッフ」!!!
大工さんたちです。彼らの指揮や指導の元、協力して建設活動を行っている訳です。
喧騒から少し距離を置いてオトナな話しをしています。フィリピン人男性は平均的にとてもマッチョな印象です。農村だと力仕事も多いのでしょうか。
フィリピン人のオトナはちょっとシャイな印象ですね。国民性として、よく言われているラテン的なおおらかで陽気な性格と、それでもやっぱりアジア的な奥ゆかしさが混在してるような印象を受けます。とってもいい人たち。
写真の緑色の日本人学生はフィリピン渡航8回(くらい)を誇るベテランの5回生3年生!(え)
若年層の英語力には目を見張るものがあるフィリピンですが、テクニカルスタッフたちと英語でコミュニケーションはほぼとれません。(小学校高学年~20代くらいまでは農村に住んでいても英語話せる気がします。すごい。)
そんな中、現地語を徐々に習得し、建設活動中もテクニカルスタッフに負けない存在感で一目置かれる緑の彼。こういう学生も居て、円滑な建設活動やフィリピンとの融和に一役買ってる訳ですね。
今回渡航してすぐに、ホームステイ先の家族から「フレンドシップナイトで何踊る?!」と聞かれました。笑
この農村、プグハナン村で活動を始めたのが2014年の夏。6回の渡航、5校舎を建設し、様々な交流を通して村のオトナに子どもたち、テクニカルスタッフの顔や性格もどんどん分かってきて、村と一体になっているような実感が確かにあります。村の家族たちも、このフレンドシップナイトを楽しみにしてくれているという声がチラホラ聞こえてきて、嬉しい限りです。来年のフレンドシップナイトも、みんな楽しみにしてくれてると良いなぁ。
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