オタワでの出産ってどんな感じ?

公開日 : 2018年02月01日
最終更新 :
筆者 : タマ治郎

私事ながら、12月に長男を出産しました!!!

日本とは全く違うシステムの中の妊娠・出産そして子育てはとまどうことばかりですが、すくすくと成長してくれています。

今回はオタワでの出産について少しお話しようと思います。

まずは妊娠中の健診について。

こちらの病院のシステムが少しややこしく・・・、まず妊娠したかなぁ?と思ったらファミリードクターの所へ行きます。

そしてファミリドクターが産科医を紹介してくれて、以降は産科医のクリニックに通うことになります。

が!!!産科医のクリニック=出産する病院 では無いのがオタワ。

オタワには大きな病院が3つあり(そのうち2つは大学病院)、産科医はこの何れかの病院に属していて、出産はその病院になります。

そして、取りあげてくれる産科医もその時の当直の医師が当たるので、約10カ月お世話になった医者に当たる確率は一体・・・?!?!?! 

私の産科医はちょっと例外で、当直じゃなくても駆けつけてくれる医師だったのですが、話によるとそういう医者は2人か3人程しかいないそうです。

クリニックでの毎月の健診も、尿&血圧検査、問診、そして赤ちゃんの心音を聞くのみ!!!

エコーは毎回やってくれないんです・・・。

妊娠が分かった時もエコーで判明!ではなく尿検査。

でもやっぱり見ないと実感がわかないし間違いかも・・・なんて思った私達は、自費でエコーをしに行きました。

このエコーも医療用というより、性別判断など記念用にサービスを提供している所で、$200近くの出費・・・。

病院での医学的なエコーはスクリーニング検査を希望する場合は12周頃にやーーーっと見れるという感じなのですが、このスクリーニングを逃すと、性別判断等が出来る20周まで全くなし!!!!(もちろん何か異常があればやってくれるのでしょうけど)

なので私がやったエコーは全部で3回。エコーが頻繁にあって赤ちゃんの様子が確認できる日本の妊婦さんが羨ましいなぁと思っていました。

そして入院期間も全く違う!

医療がタダなので入院も最低限ということで、普通分娩なら1日(24時間)で退院!!!帝王切開でも3日というスピード入院。。。

でもそのかわりに、健診はもちろん入院(大部屋)・分娩費は州の健康保険で全て賄われます。

日本では上乗せになる無痛分娩ももちろんタダ♪これは本当に有難かったです。

必要最低限しか出ないので、もちろんお祝い御膳なんていう豪華な食事は出ません。

IMG_3299.JPG

こちらは朝食。シリアルにオムレツ、ミニベーグル&マフィン。何か炭水化物が多いような??

味はまぁそうですね、機内食レベルって感じですかね?

どっちが良いかって聞かれたら、私は日本での出産を経験していないので難しいですが、やっぱり日本の出産に憧れるかな?

でも医療費がかからないのは本当に嬉しいですね。

筆者

カナダ特派員

タマ治郎

2009年よりカナダの首都オタワへ。人生の半分以上をカナダで過ごしてる事になりました。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。