アルコールは人体に有害!?ノルウェーの厳しいお酒事情について
筆者がオスロに来て一番困ったのが、お酒の問題です。
何が問題かというと、まずはその値段。た、高い...。
日本だとキリンの缶ビールが1缶200円くらいで買えていたのに、オスロでは一番安いものでも20NOK(ノルウェー・クローネ)=280円くらいします。ちょっと高いクラフトビールだと1缶(330ml)あたり40NOK=560円くらいザラです。
もう1つの問題はお酒の購入時間が限られていること。
平日は夜8時まで、土曜日は夜6時まで、日曜は終日買えません。
(もちろんレストランなどでは終日飲めますが。)
ノルウェーはお酒とたばこを人体に有害なものと考えているため、規制が厳しいのですね。
分かるような気もしますが、日本で24時間買えていたのを考えるとやはり不便です。
さて、ここからはオスロのスーパーで買える、大衆向けのビールをご紹介します。
値段も高いし規制も厳しいけど、ノルウェーのビールは美味しいんですよ♪
日本のKIRINが始めてビールの醸造を始めた時、醸造技術を教えたのがノルウェー人だったという逸話があるそうです。そのためか、ノルウェー人もビールには誇りを持っています。
まずはこちら、Ringnesのピルスナーです。
日本で言うキリンやアサヒのような位置づけの一番大衆向けのビールでありながら、フルーティな上品な香りが特徴です。ドラフトビールとしておいているお店も多いです。
続いてはこちら、TUBORGのラガービール。
こちらはノルウェー産ではないのですが、ヨーロッパでも広く流通しているビールで、後味のスッキリしたクセのないビールです。夏にもぴったりですね。
続いてはこちら、Aassのピルスナーです。
パッケージもなんか安っぽいように見えますが、こちらも美味しいビールで人気があります。Ringnesに香りや味、値段ともに近いビールです。
さて、最後は少し高めのビールを。
Frydenlundというブランドのペールエールです。500mlで37NOK=520円くらいするので、スーパーで買えるビールの中では高級な部類に入りますが、香りが全然違います。地元のノルウェー人もこぞって絶賛するビールなのです。
ちなみにノルウェーのスーパーでは販売できるアルコール度数に上限があります。そのため、この記事でご紹介したビールは全てアルコールが4.6%前後になっています。それを上回る度数のお酒は、リカーショップに行かないといけません。
これくらい国がしっかりとアルコールを管理するのも、いいことかもしれませんね。
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