オスロのおすすめカフェ エアロプレス大会日本代表と1日モデルコース

公開日 : 2016年07月04日
最終更新 :

オスロで続々とオープンしている新しいカフェ。今回は、エアロプレスチャンピオンシップ 2016年 日本代表の 宮﨑貴之さんがオスロにいらしていたので、コーヒーデザイン会社カフィカゼ(Kaffikaze)代表のイングリ・ヨンセンさんと一緒に、カフェ巡りをしました。エアロプレスというのは、注射器のような形の器具でコーヒーを淹れる手法です(日本大会での詳細はこちら)。

oslocoffee.jpg

日曜日でも、こんなに楽しめるオスロのカフェツアー

宮﨑さんは、LIGHT UP COFFEEという、東京・吉祥寺にあるカフェでバリスタをされています。それでは、定番観光スポット無しの、コーヒー通が喜ぶオスロでの1日ツアーをご紹介します。写真はiPhoneで撮影しました。この日は快晴と大雨が繰り返し続いた日曜日。日曜はクローズしているお店も多いですが、カフェ巡りで困ることはありません。

oslo_kaffetur_asakiabumi-2497.jpg

13:00 絶対に訪れておきたい、JAVA

元世界バリスタチャンピオンが経営するカフェ、JAVA。凄腕のバリスタが勢ぞろい。ノルウェーの甘いヤギのチーズ「ブルノスト」がのったパンと、カプチーノはおすすめの組み合わせです。

14:00 クールな自転車カフェ Rouleur Oslo

oslo_kaffetur_asakiabumi-2527.jpg

Javaから徒歩で約2分のところにある自転車カフェ「ルラー」(Rouleur)。肌寒くはありましたが、この日は20度。しかし、店内では暖炉がパチパチと焚かれていました。さすが、暖炉好きのノルウェー人。店長に「これ、新しい自転車なんだよ」と紹介していただいたFara Cyclyingは、北欧デザインを極めた、ノルウェーの新しい自転車ブランド。

15:00 コーヒー抽出の世界大会王者が経営する Supreme Roastworks

oslo_kaffetur_asakiabumi-2537.jpg

コーヒー抽出の競技会ブリュワーズ カップ2015年度の世界王者が経営する個性的なカフェSupreme Roastworks。Rouleurからバスで数分、お洒落なグリーネルロッカ地区にあります。店内には焙煎機もあり。

15:30 蚤の市で古着や北欧食器のお買い物

oslo_kaffetur_asakiabumi-2583.jpg
oslo_kaffetur_asakiabumi-2567.jpg

15:45 新しい自転車カフェ、Oslo Velo

oslo_kaffetur_asakiabumi-2591.jpg

公園から徒歩1分、2軒目の自転車カフェ、オスロ・ヴェロ。お酒も取り扱っています。ここは新しいので、日本のガイドブックなどではまだ紹介されていない秘密スポット。自転車を使わない人も気軽に立ち寄れます。

oslo_kaffetur_asakiabumi-2641.jpg

この日は雨が降ったりやんだり。オスロでは雨風をしのぐ帽子付きの上着があると便利です。ちなみに私が持っているエコバッグは、ムンク美術館のショップで期間限定で販売されているもの。「これがムンク!?」という可愛らしいデザインがおすすめです。「ムンクをポップアートに堪能!ベッドカバーが可愛く変身、美術館でジャスパー・ジョーンズとのコラボ展」

16:00 「可愛い北欧」の代名詞?北欧食器好きにおすすめのカフェ

oslo_kaffetur_asakiabumi-2605.jpg

16:30 北欧コーヒー界の有名人!ティムのカフェは、絶対に絶対に行きたいスポット

oslo_kaffetur_asakiabumi-2631.jpg

ティム・ウェンデルボー(Tim Wendelboe)は、元世界バリスタチャンピオン。コーヒー業界では有名な人物です。エアロプレスという手法で淹れるブラックコーヒーを飲みに、世界中からコーヒー通がこのカフェを目指してやってきます。夏限定のアイスコーヒーを飲んだ宮﨑さん。「クリーミー!」とその個性的な味に驚かれていました。

ティムのお店でおすすめのお土産は、コーヒー豆とコーヒー石鹸!

17:15 ガイドブックに載っていないカフェに行くのも、旅の醍醐味 ディナーはカフェで

oslo_kaffetur_asakiabumi-2656.jpgのサムネイル画像

グリーネルロッカ地区といえば、個性的なカフェ、ヴィンテージショップ、セレクトショップが大集合している場所。その数は多く、まだまだ紹介できていないスポットはたくさんあります。フルー・ハーゲン(fru HAGEN/フルー・ハーゲン)もそのひとつ。ティムのカフェから徒歩で5分。メニューはノルウェー語なので、店員さんにおすすめを聞いてみるとよいでしょう。宮﨑さんはサラダ(量が多いので、お腹いっぱいになれます)、女性陣はパスタを注文。おいしーい。途中で、「おすすめカフェ&新北欧料理レストランNord」のスウェーデン人バリスタ、イーダも合流しました。

19:00 日本でも大人気「フグレン」でコーヒー、カクテル!

oslo_kaffetur_asakiabumi-2666.jpg

オスロ発で東京にも店舗があるフグレン(Fuglen)へ。1軒目でJavaでコーヒーを淹れてくれたオーストラリア人のバリスタ、トロイも合流。オスロのコーヒー仲間は仲よし。すでに20時だったので、カクテルを注文する人が多め。この日のエスプレッソは、フグレン・コーヒーロースターズが東京で焙煎した豆で淹れられていました。 

現在、フグレンでワーホリで活躍中の力武元太さんは、この日はお休みのようでした。残念。

(宮﨑さんの持っているエコバックは、ティム・ウェンデルボー限定で発売中)

オスロはカフェ巡りだけでも、こんなに楽しむことができます。他にも、コーヒーのクオリティのレベルが高く、素敵なカフェはたくさん! オスロでコーヒー観光、おすすめです。

エアロプレス大会日本代表 宮﨑さんのオスロコーヒー巡りの感想

13616287_958064714321065_650729119_o.jpgのサムネイル画像

オスロでのカフェ巡りは、僕にとってとても心地良いものでした。英語の話せない僕が、片言で自己紹介すれば歓迎してくれるんです。それはバリスタだけではなく、美味しいコーヒーやスイーツ、音楽、家具、お店全体が迎え入れてくれた気がしました。

もしオスロを訪れるのであれば、ここで紹介されているお店に足を運ぶことをお勧めします。勿論美味しいコーヒーも飲めますが、彼らはその町を熟知しているため、多くのことを教えてくれます。いわば街の窓口です。 

僕自身、行きたいお店だけ決めて訪れてしまったのですが、彼らが紹介してくれた人やカフェ、バー、市場などを巡ることで、オスロを堪能出来たと思います。また、観光マップを開くだけでは知ることのできない、少しディープなノルウェー事情にも触れることができると思います。

Coffee peopleなら尋ねる場所を既に決めていると思います。でしたら是非とも事前にコンタクトすることをお勧めします。彼らはカッピングなど、あなたを迎える準備をしてくれるはずです。有名なオーナーやロースターは多忙なために不在の可能性が高め。事前に連絡を取り合うことで、同業者として学ぶことや機会が増えると思います。

Text:Asaki Abumi

Photo:Asaki Abumi, Ingri M.Johnsen, Tom Kuyken, Kazuki Murakami

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。