ノルウェーの陶芸工房がクリスマスマーケットを開催
11月30日(土)、12月1日(日)の2日間限定で、ノルウェー人陶芸デザイナーによるクリスマスマーケットが開催されています。場所はおしゃれな地区として話題を集める首都オスロにあるグリーネルロッカ地区。
「リヴ・イ・レイレ」という30人の陶芸家たちが集まる陶芸工房が毎年開催しているクリスマスマーケットで、陶芸家ご本人たちが展示・販売をしています。
2日間という期間限定で、残すは1日のみのイベントですが、「日本にいてマーケットを見にこれない!」という方も、写真を見ながら、オスロのクリスマスの雰囲気を少しだけ楽しんでみてください。
この小さなニッセはヒルデ・ハウゲ(Hilde Hauge)さんによる作品です。50ノルウェークローネとお手頃価格で、小さいサイズは旅行のお土産としてもばっちりです。毎年作っているこの北欧サンタクロース「ニッセ」はとても人気があるそうです。
こちらも50ノルウェークローネとお手頃価格。私は思わずニッセとこの合唱団少年を1体ずつ購入してしまいました。「仲間がいたほうがいいだろうから」と、ニッセは2個セット、合唱団少年は3個セットで買っていく人が多いそうです。
この陶芸工房の方々は皆さん本業は別の仕事で、趣味で作品を作っています。
ひとつひとつが手作りなので、一点モノばかり。「お母さんへのプレゼントに」と親しい人へのプレゼントとして購入していく人も多いそうです。
こちらはクリスマスツリーの飾りです。
陶芸家の皆さんはほとんどが女性です。アクセサリーなど女性の心を掴みそうなデザインが豊富に揃います。
キャンドルはノルウェーの家庭で大活躍する生活用品。キャンドル入れは人気があります。
このクリスマスマーケットが開催されている場所にある黄色い壁の建物が、陶芸工房となっています。
旅行者の方も、通常はこの工房を訪れると作品を購入することができます。
工房は小さなショップにもなっています。
ケーキと一緒に、北欧のクリスマス定番の飲み物「グロッグ」Gløggも販売されていました!
グロッグとは、赤ワインとスパイスをブレンドしたホットワインですが、実はノンアルコールもあります。
ノルウェーはお酒の法律が厳しいので、屋外でこのようにグロッグを販売するにはノンアルコールでなければいけません。
ここで販売されているおやつは、コーヒーが5ノルウェークローネ、ノンアルコールのグロッグ、ワッフル、ケーキが各10ノルウェークローネです。
「お茶」がメニューにないのがノルウェーらしいですね。さすがコーヒー先進国、ワッフルが大好きな国民。
この陶芸工房主催のクリスマスマーケットは、グリーネルロッカ地区のメインストリートであるトルヴァル・メイエル通り沿いにあります。建物と建物の間にある小さな通路をくぐっていくと、小さなオープン空間があり、そこで開催されています。
「新しいノルウェーデザイン」を発見してみたい方にもおすすめです。
<イベント情報>
リブ・イ・レイレ陶芸工房主催のクリスマスマーケット
Julemarked
日時:11月30日12~17時
12月1日12~17時
住所:Thorvald Meyersgate 51
最寄り駅:トラム11・12・13番でOlaf Ryes Plass駅より徒歩3分
公式ホームページ(ノルウェー語)
Facebook(ノルウェー語)
Text&Photo: Asaki Abumi
(12月お題"クリスマス")
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