北欧ノルウェー民族博物館でクリスマスマーケット
今回は第1週目に開催されたクリスマス市の様子を写真でお伝えします。今週末の12月7日(土)、8日(日)にまた開催されるのでお見逃しなく! 旅行者の方だけではなく、長期滞在者の方にもおすすめです。
Photo & Text: Asaki Abumi
子ども向けのイベントも豊富で、馬に乗ったり、伝統的なクリスマス料理を食べたり、ノルウェーのサンタクロースである「ニッセ」に出会うことができます。
クリスマスマーケットはノルウェー語で「Julemarked/ユーレマルケッド」。オスロ中心地からバスに乗ると博物館前に到着します。ヴァイキング船博物館などを先に訪れた方は、徒歩で民族博物館に行くことが可能です。
「Julemarked」の看板がいたる所にでています。
馬にも乗れます。子どもたちに大人気!
100以上の屋台が揃います。お土産選びに夢中になってしまいそうです。
ヴィンテージ北欧食器を販売している屋台もいくつかありました。
冬は砂糖味のアーモンドが定番おやつです。
民族博物館は展示物がほとんど屋外にあります。全てのエリアがクリスマス一色となり、まるで小さな村のようです。
クリスマスリーフは玄関に欠かせない冬の飾りです。
巨大なジンジャーブレッドクッキーは子どもたちに大人気。
キャンドルも窓の側に飾ります。アドベントキャンドルを買う人がたくさんいます。
北欧サンタクロースのニッセは、デザイナーさんによって姿かたちが少しずつ違います。
巨大なニッセ登場。このニッセは外見が北欧というよりはアメリカのサンタクロースに近い感じがします。でもしっかりおかゆを持っていました。ノルウェーのニッセはおかゆが大好きで、家畜小屋に住んでいて、ブタと友達です(!) おかゆをあげないとニッセはイタズラをするとノルウェーでは言い伝えられています(プレゼントをくれる他国の優しいサンタ像とはちょっと違います)。ニッセが手にしているのは、おかゆをすくうスプーンです。
「さぁ、子どもたち着いておいでー」。大きなニッセの後を、ノルディックセーターを着た小さな子どもニッセたちが追いかけます。
楽しそう。
大人の女性ニッセがくるくる踊りながら子どもたちを誘導します。
ニッセたちが歌とダンスを披露してくれました。
最初は子どもたちがニッセをフォークダンスで歓迎します。
ニッセも一緒に踊りたくなりました。
右側にいる子どもたちが、ニッセのおかゆを食べています。
踊る踊る~♪
楽しい催しでした。クリスマスリーフを売っている屋台をまた発見。
屋内の展示ではスターブ教会のジンジャーブレッドクッキーが展示されています。今の時期は「ノルウェーのセーター」展が開催中。
寒いのでノンアルコールのグロッグ(北欧の冬のホットワイン)をいただきます。1杯20ノルウェークローネ。グロッグにアーモンドとレーズンを入れて、ジンジャーブレッドクッキーと一緒に食べるのがおすすめです。
焚き木で温まっている人もたくさんいます。
民族博物館クリスマスマーケットは今週末も開催されています。今年行くとしたらこの週末が最後になるのでお見逃しなく!
来年も同じ内容でイベントは開催されているので、冬に旅行予定の方はぜひ立ち寄ってみてください。
<詳細>
2013年民族博物館クリスマスマーケット/Julemarked
開催時間:11~16時
チケット料金:大人110NOK
子ども30NOK
家族:225NOK
6才未満:無料
観光チケットOslo Passがあれば入場無料
開催場所:ノルウェー民族博物館/Norsk folkemuseet
住所:Museumsv. 10, Bygdøy
電話:22 12 37 00
アクセス方法:バス30番でFolkemuseetフォルケムセーエ駅からすぐ
公式ホームページ(英語・ノルウェー語)
クリスマスマーケット注意事項
①チケット
イベント当日はチケット売り場が非常に混雑し、長い行列ができます。
場合によっては屋外で15~30分待ちということもあるので、事前に観光チケットのOslo Passなどを購入しましょう。Oslo Passは観光案内所などで購入可能です。博物館の事前予約のチケットはインターネットで。事前にチケットを購入しておくと、行列に並ばずに時間を節約することができます。
②服装
イベントはほぼ全て屋外で開催されます。まだ雪は積もっていませんが、氷点下で風も冷たいので、十分な防寒着が必要です。
(12月お題"クリスマス")
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