石敢當のお話
沖縄でよく見かける「石敢當」。
はじめて見る人は表札と勘違い。
石敢當という苗字が多いのかな?なんて笑い話も聞きますね。
沖縄では「いしがんとう」と呼びます。
沖縄だけのものかと思ったら、九州や台湾などにもあるんですね。
「石敢當」は中国が発祥の魔除けの石です。
沖縄では丁字路や三叉路でよく見かけます。
それは沖縄の悪霊たち「マジムン」がまっすぐにしか進めないためです。
道路の突き当りの家にそのまま「マジムン」が入ってくるのを防ぐため「石敢當」を設置します。
「石敢當」にぶつかった「マジムン」は木っ端微塵に砕け散るんだとか・・・。
この写真は鹿児島県伊佐市で撮ったものですが、マップに「石敢當」が載っています。
「石敢當」という名前の由来は諸説あるようです。
どれも定かではないようですが...。
ただ「石敢當」の本名は「泰山石敢當」というそうです。
泰山は中国の山東省に高さ1,545mの霊山です。
世界遺産に登録されていますね。
魔物も近づかないほど険しい山なんだとか・・・。
「泰山石敢當」って効果ありそうですね。
この赤い石敢當はマカオのです。
「泰山」の文字が刻まれていました。
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