大度海岸でイノー(干潟)探検!

公開日 : 2008年03月13日
最終更新 :
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駐車場前にあるウミガメのオブジェ(写真左)

干潮の大度海岸(写真右)

久々に気持ちよく晴れたので、どうしても海を見たくなり、

南部の大度海岸へ車を走らせました。

新月から三日目、三日月の日の午後の海は、

もう思いっきり潮が潮が引いてました。

これは面白そう! と、イノー(干潟)探検開始!

(沖縄の言葉で干潟のことをイノーと言います)

ふだんは水面下にいる小動物たちが、いっぱい姿を見せてました。

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ずっしりと存在感のあるアオヒトデ(写真左)

体長1.5センチほどのウミウシの仲間(写真右)

白波立つリーフへ向かって少し歩くと、すぐに体長15センチほどのアオヒトデ発見! 存在感があります。カニやエビの仲間もすばやい動作でちょろちょろと視界を横切り、息を潜めてしばらくじっと観察していると、岩や珊瑚の陰からこそっと現れるんです。まるでひなたぼっこをしているような小さなウミウシの仲間も発見しました。ウミウシはすごく仲間が多く、正確な名前はわかりませんでした。温くなった海水を少しかけてみると、むにゅむにゅっと身体のふちを翻らせて動きます。これはかわいい! かなりの時間、ウミウシの姿を眺めていました。

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珊瑚に囲まれてできた池には熱帯魚も(写真左)

鮮やかなルリ色のルリスズメダイ(写真右)

珊瑚礁に囲まれて、ところどころに残された池(?)は要チェック! 小さな熱帯魚がたくさん泳いでいて天然の水族館のようなんです。しかもものすごく間近で観察できるので、すっごく楽しい。特に蛍光色のようなルリ色がまぶしいルリスズメダイや、頭が深い紺色でボディがレモン色のレモンスズメダイ(でも、間近で見るとかなりオレンジ色に近い色でした)、白と黒のシマシマのロクセンスズメダイはダイバーにも人気の魚。潜らなくっても見れちゃうところが、沖縄の海の楽しさなんだなー。

沖縄にはあちこちに釣具屋さんがあり、かならず「潮見表」が置いてあります。インターネットなどでも調べられますので、海へ出掛ける時にはぜひ潮の満ち引きの時刻を調べてみてください。干潮時には遠くから眺めるだけでなく、ぜひ、イノー探検を! 

くれぐれも楽しんでいる間に潮が満ちて、リーフ近くに取り残されるなんてことのないように!

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「沖縄の歩き方 本島&慶良間 2008-09」

P50 特集:楽しみ方別 絶景ビーチ案内

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