県立博物館・美術館で、人類の進化の旅を体験!

公開日 : 2008年01月20日
最終更新 :
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昨年秋にオープンした沖縄県立博物館・美術館に、初めて行ってきました。博物館での企画展「人類の旅 港川人の来た道」が、大人気だという噂を聞いて、ぜひ見に行ってみたいと思っていたんです。

平日だというのに、沖縄のグスク(城)をイメージしたオフホワイトの建物には続々と観賞客が集まっていました。建物の中には博物館と美術館、カフェ、ミュージアムショップ、ふれあい体験室、資料などが揃った情報センターがありました。エントランス前の屋外展示場には高倉や赤瓦屋根の民家、石獅子などの展示も。

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美術館も観たかったけれど、悩んだ末、やはり欲張らず、当初の目的の博物館での企画展示と常設展示を観ることに。

今回の見どころは、沖縄で発掘された3万2千年前の日本最古の人骨、山下町第1洞穴人と、1万8千年前の港川人の化石(人骨!)の展示。港川人においては沖縄で発見された男女合わせて4体の骨が同時に展示されるという点が大きな注目点。実はこの企画展に行くまで、沖縄でそんなに歴史的に貴重な化石が発見されているなんて全く知らず、港川人についても「沖縄の昔の人」くらいの感覚しかありませんでした。

この企画展で霊長類から猿人、原人、旧人、新人へと進化を遂げていった人類の旅を体験し、化石からわかる脳の発達、二足歩行への進化、道具の使用などを追っていくと、精巧に復元された模型たちにも愛着がわいてくるから不思議です。

人類の進化の旅をたっぷり堪能してから、さらに盛りだくさんの展示物がある常設展示も楽しみました。あまりに盛りだくさんで、午後3時から見始めたにも関わらず、なんと午後6時過ぎても見終わらない!

また次回、ゆっくりと時間をとって再訪するつもりです。

あーでもまだ美術館も観てないしなー、、、うーん。こりゃ大変だ。

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「沖縄の歩き方 本島&慶良間 2008-09」

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