古墳兄弟?峠古墳群  ~吉備路風土記の丘~

公開日 : 2018年01月17日
最終更新 :
筆者 : mami

こんにちは!今月は備中国分寺の付近をご紹介していますが

このあたりは、吉備路と呼ばれ

かつては古代吉備王国の中心地であったと伝えられています。

付近には墳長360㍍を超す国内第4位の造山古墳をはじめ

多くの巨大前方後円墳や墳墓群があります。

1.JPG

古墳群をご紹介しましょう。

福山登山道沿いに峠古墳群という横穴式石室が

ポッカリと口をあけています。

その数、70基あまり。

中でも登山もせず簡単に見られるのがこの歴史公園です。

公園内に入るとすぐに目につくのが

写真のお団子が集まったような、三兄弟のような古墳群です。

墳丘墓が重なり合っているように見えますが

2.JPG

上から見るとこんな感じです。

こんな横穴式石室をもつ小さな墳墓を群集墳と呼ぶそうで

古墳時代後期6世紀(継体天皇の頃)から爆発的に築造され

古墳総数の大半をしめるそうです。

3.JPG

墳丘墓は元々、この県道(総社倉敷線)が計画された時

県道内にあったため保存に対する要望が強く

すぐ南の現在地にそのまま移築保存されたものです。

写真左に墳丘墓がちょっとだけ覗いています。

4.JPG

4号墳もあります

ここは古墳群のごく一部で福山の西斜面には

三因千塚古墳群と呼ばれる約200基の古墳も密集しています。

福山山頂へ登るハイキングコースはいくつもあるので

古墳群や城跡を散策しながら登るのも楽しいと思います。

筆者

岡山特派員

mami

岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。

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