祝!3度目の星空日本一

公開日 : 2019年01月18日
最終更新 :

2018年に環境省が実施した

「夏の星空観察 デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」

の結果、小笠原諸島は3度目の星空日本一になりました☆彡

パチパチパチパチ~♪(拍手)

DSC.jpg

以前も同様の調査が行われていましたが2012年以降中断されていたため

5年ぶりの実施です。

今回の調査には33都道府県214地点が参加しています。

各地で撮影された星空の画像データを解析し、地点ごとの

夜空の明るさ(星空の見やすさ)が等級で発表されました。

等級(mag/□"(マグニチュードパー平方秒角))の目安は

21以上      天の川の複雑な構造が確認でき、星団などの観測ができる

20以上~21未満 山や海などの暗さ、天の川がよく見られる

19以上~20未満 郊外の暗さ、天の川が見え始める

18以上~19未満 住宅地の明るさ、星座の形がよくわかる

17以上~18未満 市街地の明るさ、星座の形が分かり始める

17未満      都市部の明るさ、星はほとんど見られない

数値が大きい → 夜空が暗い  → 星がよく見える

数値が小さい → 夜空が明るい → 星が見えにくい

というもので

調査に参加した214地点の平均等級は19.85mag/□"

一番数値が小さかった地点は東京都心の16.0mag/□"

一番数値が大きかったのが小笠原諸島の22.5mag/□"

という結果になりました。

21以上あれば天の川の複雑な構造も確認できるとされているため、

小笠原諸島の22.5はダントツです!

環境省は各地の等級を発表しているだけで、ランキング付けは

行っていませんが一番数値が大きかったということは、

日本一の星空ということでしょう☆彡

かつての調査で2011年2012年と2年連続星空日本一に

輝いていましたので、これで3度目の星空日本一となり

島民にとっては大変誇らしい結果となりました。

DSC02138.jpg

ただし、島内でも港周辺は街灯が多く空が明るいため、

レンタカー・レンタバイクで街灯のない海岸などに行き

観察するのがおすすめです。

なお今回の調査で星空を撮影したのは父島コペペ海岸です。

またガイドの説明を聞いたり、望遠鏡を使用して観察する

スターウォッチングツアーに参加するのもおすすめですよ。

詳しい調査方法等については環境省HPをご覧ください

環境省 星空観察『デジタルカメラによる夜空の明るさ調査』

調査結果一覧

筆者

東京・小笠原諸島特派員

たびんちゅ

元バックパッカー。小笠原諸島に移住して約20年になりました。

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