源泉で温泉たまごをつくろう!龍神様伝説残る瀬波温泉~新潟県村上市~

公開日 : 2018年05月29日
最終更新 :
筆者 : fuji

5月26日撮影。新潟県村上市瀬波温泉、温泉たまごのゆで処に行ってきました。

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龍神様の伝説が語り継がれている瀬波温泉地では、温泉の源泉が噴出している井戸がある噴湯公園で、温泉たまごをつくることが出来ます。

温泉たまごの生卵は観光センターで売っているとのこと。

瀬波温泉観光の道路沿いから少し丘を上がり、上にあがった噴湯公園では瀬波温泉街と日本海が見えてきます。

とても景色がよく、海風が気持ちいい!(この日は結構強風でした・笑)

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源泉地で噴出しているところを近くに見ることも珍しく、温泉たまごをつくることも源泉地ならではの貴重な体験。

たまごを木の箱に入れて数十分待つだけなので、その間に周りを探索してもいいですね♪

噴湯公園の周辺には、源泉が湧き出ている場・竜神の碑・与謝野晶子の歌碑があり、さらに進むと伊夜日子神社(奥の院)があります。

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温泉たまごの場所にある『松の池龍神の碑』の隣には"龍神様伝説"の看板があり、「鳴いたキツネと龍神さま」のお話が書かれてあります。

瀬波に温泉が噴き出る前、松の池というちいさな池に地の神につかわされたヘビが住みつき、何百年も人々を見守る日々。

ヘビは「力ある龍神となって、この地に恵みをもたらせたい」と思い、何百年もひとりで修行をし、龍神となった。

地と水を司る龍神となったヘビは嬉しくて、人々に会いたくても、神の姿を見せるわけにもいかず。

そこでキツネの姿に変わり、「コーン、コーン」と大きな鳴き声が瀬波に響き渡り、

翌日に石油を掘った井戸から、温泉が噴き出した。

以来瀬波の地は、上質で豊富に湯が出る町となった―――。

という伝説が残されています。("龍神様伝説"案内板より参考)

この伝説が素敵な内容で、なんだかロマンチックのような、とても良い神様に見守られていると思うとこちらまで嬉しくなりますね。

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上の伊夜日子神社に進むと、さらに奥に約180段の階段を構えたところにも神社があります。

そこには"龍神の鐘"というものがあり、3つの鐘を鳴らすと幸せになれるかも?といわれています。

瀬波を見下ろせるこの小高い丘は龍神様の好きな場所のひとつと言われ、絶景のポイントでもあり、

「龍神様は気まぐれだから...」あまり信じないでね、とも書かれてあります。

棒を手に取り、3つの鐘を鳴らすと「コーン」と三種の音がひとつひとつ違って、綺麗な音色でした。

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瀬波温泉は他にもたくさん見所があり、年中楽しめて温泉に癒される観光地です。

温泉旅行や観光に来た際には、ぜひ行ってみてください!

【瀬波温泉 源泉噴湯公園・伊夜日子神社】

住所:新潟県村上市瀬波温泉2-5-36

営業時間:終日開放

筆者

新潟特派員

fuji

新潟県在住。新潟の四季折々をお伝えします。

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