夜中の3時半発のメガバスに乗ってみた
3年ぶりくらいにワシントンDCへ。すでに20回も行っているDCだが、この夏、どこへも出かけなくてすっかり出不精になってしまったため、土日で出かけてみることに。往路メガバス、帰りはいつもの鉄道=アムトラックにした。
メガバスはボストン行きで1回利用したことがある。これで2回目だ。アムトラックと違って安いし、目的地までノンストップなのが嬉しい。今回はギリギリだったので、運賃は片道25ドルだが、前からの購入だと5ドルくらいからDC行切符が買える。
ちなみに帰りのアムトラック普通列車は91ドルだった。
DCと東京間にはANAが就航しているので、東京からニューヨークまでANA、中移動はメガバス(スーツケースも積める)、IAD(ワシントンダレス空港)から東京へANAで戻りーーという選択も悪くない。
さて、私が選んだのは夜中3時半発のバス。これに乗れば朝、7:45AM到着だから2日間まるまる有効に使える。
しかし3時半の出発のバスって危なくない!?
場所も34丁目の西側のはずれ。11番街を超えたところだ。近くには地下鉄7番のハドソンヤード駅もあるが、さすがに人も多くはないので慣れていない人は、乗り場まではタクシーで行くほうがお勧めする。乗り場は34丁目の道路沿い。(冬は寒空で待たなくてはいけないのが難点)
すでに大勢の人が並んでいるためここまでくるとホッとする。
ちなみにメガバスのNY出発点と、(帰りもメガバス利用の場合、)NY到着点は異なる。到着は7番街27丁目付近のFIT=ファッション工科大学の目前だからもう少しミッドタウン中心部よりになり便利だ。
今回、追加7ドルで2階の1番前の座席を購入してみた。メガバスはダブルデッカー仕様で一部座席が指定となっている。1番前に4席あるが、ここは眺めもいいに違いない。ほかの指定席は1ドル~。テーブルのあるところも3ドルと少々お高いが、このくらいの指定料だったら席を確保しておきたい。
しかし、印刷したチケットには座席マークに「4」の数字だけ。これでほんとうに特等席に乗れるの?
案の定、乗り込んでみるとフロント席を勘違いしたファミリーに陣取られている。そこ「私の席なんですけど、シート4番で」
え?という顔をされたが、私の隣の購入者もやってきてやっとリザーブドシートだと気が付いてくれる。
乗り込むときに印刷した用紙を1枚だけ持っていて、係員に取られはしなかったが、席のナンバーが表示されているためリザーブドシートの証拠となる。係員に渡すこともあるかもしれないので念のため2枚用意しておこう。
最前列4席は購入者で埋まった。一人は、一番前だというのに毛布を頭からかぶって寝る体勢。何のための一番前やら。。
いよいよ出発。いや~思ったより怖い。横転したら死ぬ。と発車したとたん不吉なことばかり考える。夜中は渋滞がないので車の数も少なく安全のようにも思えるが。
隣の人のいびきも気になりながら、うつらうつらしているうちに夜も空けてくる。やっぱり怖いけど、ちょっと慣れてきたかな。
やがてDCの街へ入り、
到着。メガバスにお疲れ様と言いたい。(いや、ドライバーにもだけど)
窓からはDC発のバス待ちの人たちが見える。
20年以上も前は、治安のよろしくなかったDCのバスディーポだけどすっかり変わって、様々なバスが発着するようになった。
時代の流れを感じる。
メガバスサイト(↓)
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