紅葉シーズンならバーモント!ストウへ2泊3日のドライブ旅行(1)
10月14日(月)はコロンバスホリデイ。3日連休を利用して紅葉シーズンのバーモントへ車を走らせた。
まずは、レンタカー。街中で借りると、営業時間が短かったり、日曜、祝日は休みだったりするため、今回はニューアーク空港(EWR)まで出向いた。EWRでのレンタカーは、通常の空港のようにレンタカー会社の送迎社が巡回しているのではなく、空港ターミナルのシャトルに乗り、P2やP3といったパーキングステーションに隣接している。ハーツのコンパクトカー。3日で194ドルだがそれにフルカバーの保険をつけると結局390ドルの倍額。最近はクレジットカードにも保険がカバーされるのものも多いが、いざとなったらやはり借りたレンタカー会社の保険が手っ取り早いと思い、ついついフルカバーにしてしまう。これにガス代とTOLL(高速料金代)がかかるから結構お高くつくのが、レンタカードライブ。1,2人だったら、バーモント州のバーリントンまで長距離バスで移動、そこからレンタカーする方法もある。
EWRを出発したのは朝7時半ごろだった。目的地のストウまで休息をいれないと6時間のドライブだが、EWRを抜けて95号線にたどり着くまで道に迷ったり、ガスも補給で到着したのは到着は夕方4時となった。
北へ北へドライブするに連れ、圧倒されるような紅葉を期待していたのだがが、時期的にはまだちょっと早かったかもしれない。たぶん今年のベストタイミングは10月下旬くらいだろうか。
バーモント州は、フランス語で「ベル(緑)モント(山)」と言われるだけあって、道すがらは山と木々が生い茂っている。緑から紅葉へ、そして白銀の世界、スキーシーズンへと季節が移り変わってゆくのだ。
宿泊したストウという町も冬はスキー場に様変わり。今回の宿泊場所「ストウマウンテンロッジ」もすぐ外にリフト乗り場が見え、山の頂きに続いている。
(お部屋はバルコニー付、窓を開けて朝晩の澄んだ空気を部屋の中へ取りこめる↓)
施設内には温水プールにホットタブもあり(↓)
紅葉狩りの家族連れでいっぱいの季節だが、あと1ヶ月過ぎれば、スキー客でいっぱいになるのだろう。
ストウはスキーだけでなく、「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルとなったトラップ一家の安住の地としても知られている。戦火のヨーロッパを抜け、アメリカ大陸に渡った一家。当初住んだフィラデルフィアはあまりにも都会。澄んだ空気のなかで、一家の愛する音楽を続けたい。ということで故郷に似たこのバーモントのストウにやってきたのだそうだ。
2日目にこのトラップ一家ゆかりのロッジ(今は宿泊施設)を訪れてみた。メインの通りから、さらに山を上がったところ。穏やかな山の景色と野畑に鳥のさえずり。この景色を見ると、音楽を奏でる写真にあった一家の幸せな姿が瞼に浮かぶ。
少しは離れたところに、山の景色を楽しめるロッジ風のカフェがあり、宿泊しなくても、トラップ一家が過ごした同じ安らぎを味わうことができる。
(2)へ続く
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