はじめまして!南フランス・ナルボンヌご紹介

公開日 : 2017年01月31日
最終更新 :

はじめまして!南フランス・ナルボンヌ特派員のブログを担当することになりました

曽根良子(そね りょうこ)と申します。

2008年に渡仏後、アンジェ(ロワール)、ボルドー(アキテーヌ)、ディジョン(ブルゴーニュ)と移動。

フランス国家試験ソムリエ(MC)、ワインアドバイザー(CES)を取得、またワイン観光業や飲食業で働きつつ、

今夏、南フランスのナルボンヌに引っ越してきました。

ナルボンヌとその周辺の魅力を皆様に知っていただけたらと思っています。

■ナルボンヌってどんな街?

スペイン国境近くの南フランス、オード県に属します。近郊の街としては、

国鉄SNCFを利用すると、カルカッソンヌまで約30分、トゥールーズやモンペリエまで1時間、

スペインのバルセロナまで2時間程の場所にあります。

地中海に面しているナルボンヌはマリンスポーツはもちろん、大自然に囲まれておりワインは勿論のこと農業も盛んです。

ナルボンヌは古代ローマの歴史が色濃く残る街

ローマ帝国時代(紀元前27年 - 1453年)、都市国家であったローマが地中海付近の地域を統一、

今日の40カ国以上の土地を支配。当時の世界人口の4分の1を支配していたと言われます。

その当時ナルボンヌは第1植民地となり、一大拠点として盛んに交易が行われていました。

イタリアとスペインを結んでいたドミティア街道(写真1)が現在も残っています。

ドミティア街道

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そしてドミティア街道の前には、今も市庁舎として機能している建物、旧大司教館があります。

市庁舎の一角、ドンジョン塔に登って、ナルボンヌの景色を一望するのもおススメ。

13世紀に造られた塔の階段は石、幅も高さも狭い。

当時の人々は小さかったの?敵の急な侵略を妨げるため?とにかく筋肉痛覚悟で登りましょう。

市庁舎と左はドンジョン塔

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すぐ近くにある大聖堂も圧巻です。13世紀に建築された大聖堂は、40m以上の高さを誇るゴシック調、

今日もミサを行っています。見学して荘厳な雰囲気を味わってみるのも良いかもしれません。

ナルボンヌ大聖堂

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ローマ帝国に興味がある方は、ローマ石碑美術館や地下の洞窟博物館の見学もおススメです。

地中海も街の中心から10キロ程、次回からナルボンヌについて色々とご紹介してきます!

これからどうぞよろしくお願いします。

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