奈良の夏といえば燈花会

公開日 : 2018年08月06日
最終更新 :
筆者 : 大向 雅

奈良の夏の風物詩といえば...

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かつてはお盆の行事でもある8月14、15日の春日大社の万燈籠(まんどうろう)と、8月15日の大文字の送り火と、相場が決まっていました。

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しかし最近とても人気があるのが1999年に誕生して以来、今年で20回目を迎える「なら燈花会(とうかえ)」です。

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奈良国際フォーラムがある春日野園地を中心に、東大寺、興福寺、春日大社といった世界文化遺産のエリアがローソクで照らしだされ、広大な奈良の緑と歴史の中に幽玄なろうそくの花が咲くということから名づけられました。「燈花」とは、灯心の先にできる花の形のかたまりのことで、これができると縁起が良いと言われているそうです。

ここ数年私も毎年行ってますが、昨年は人混みが予想される8月13日に行ってきました。

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わざわざこの日を選んだのは、燈花会のローソク点灯が始まる19時に合わせて、なんと東大寺大仏殿が無料開放されるからです

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東大寺では毎年お盆の8月13・14日と大晦日の12月31日の夜に、初詣のために無料で拝観させて頂けます。さすが太っ腹ですね(´▽`)

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通常は閉まっている観相窓から、大仏様のお顔を拝することもできるのも嬉しいです。こうして見ると、あらためてその大きさが分かりますよね。

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このローソクは協力金500円を払えば、一定のエリア内で自分の好きな場所に置いてかまわないので、皆さまさまざまな思いを込めて置かれています。

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午後8時ころになってようやく涼しくなってきます(笑)奈良の夏は半端なく暑いですからお気をつけて。

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夏のイベントとしては海水浴や花火大会のように皆でワイワイ騒ぐのも楽しいですが、このような厳かな気持ちで参加するイベントは、じつに奈良っぽいですよね。

奈良を訪れた人々が幸せになりますように。

開催期間は8月5日より14日まで

詳しくはなら燈花会の公式HPにて

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