約10年ぶりにヴェネツィアへ小旅行<下>

公開日 : 2017年12月13日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

Ciao a tutti!

今日のナポリは強風で寒風の吹く日が増え、身も心も引き締まる思いがしていますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

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さて、先月ヴェネツィア滞在中に食べた人気の郷土料理をご紹介したいと思います。

海に浮かんでいるといっても過言ではない、水の都ヴェネツィア、世界中から愛され、イタリアの中でも最も観光客が多いため、ヴェネツィアのレストランは高いとのうわさ。。。その上、まずい?!ぼったくりも?!とよく言われていますが、少なくとも今回私が食べたところはすべて美味しかったですし、そんなに高いとは思いませんでした。

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このグネグネした小さな道のところにたくさんのレストランがあり、どこが本当においしいのか迷ってしまいます。

レストランの前でよく客引きをしていますので、悪党のレストランかも?!と勘違いしてしまうかもしれませんが、ヴェネツィアでは当たり前ですし、決して怪しくはありません。たいてい観光客メニューがあり、かなりお得でボリュームがありました。

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定番のプリモ・ピアットはイカ墨のスパゲッティ(Spaghetti al nero di seppia)!

同じく海に近いナポリに住んでいてもこのイカ墨スパゲッティに出会うことは少なく食べることもめったにありません!

イカ墨のリゾットがお勧めだとよく本で読みましたので、ヴェネツィアのレストランメニューには定番であるのかなあと思いましたが、断然イカ墨のスパゲッティの方がよく目にしました。

なので、パスタの方を食べてみましたが、見ての通り、ボリュームたっぷりで、イカ墨の素朴な磯の風味とあの黒色のパスタ、ピリッと唐辛子とトマトソースが絡んで非常に合います!お味は見た目よりあっさりで正直言って病みつきになるお味でした。

食べた後心配だった歯の色も大丈夫でした!(笑)

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こちらはメイン料理セコンド・ピアット、イカのグリル焼きポレンタ添え!

ポレンタはヴェネツィア料理には欠かせません!

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付け合わせにはほうれん草のバター炒めを!

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ここはレストラン兼ピッツェリアでもあり、プリモピアットを待っている間、夫がウエイターにピッツアでも持ってきてよ!と半分試食をさせてもらいました。

ですが、すっかりジャップ・ナポレターナ(すっかりナポリっ子のような日本人)の私には物足りませんでした。

やはりヴェネツィアではピッツアについては期待しないのが無難ですね。

でも美味しかったですよ!

<インフォメーション>

<店名> Ristorante Tre Archi Venezia リストランテ・トレ・アルキ・ヴェネツィア

<住所> Cannaregio 552 30121 Venezia カンナレジョ 552番地 ヴェネツィア

感じのいいレストランでした!行き当たりばったりで行きましたがお勧めですよ!

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こちらは別のレストラン!夕食の時に注文!海の幸のスパゲッティ!

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付け合わせにはナス、ズッキーニ、パプリカの野菜のグリル焼き盛り合わせ!

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メイン料理はイカのフリットとポテトフライ!これもヴェネツィアでは定番でした!

それにしてもイカばかりでしたね!たまたまなんですが、、、笑

<インフォメーション>

<店名>Ristorante Speranza リストランテ・スぺランツァ

<住所>Sestiere Cannaregio セスティエーレ・カンナレジョ, 1520, 30121 ヴェネツィアVenezia, Italia

 ここもたまたま入ったところでした。観光客メニューもあり、客引きをしていました。

ウエイターに個性のある人がいてそれもヴェネツィアだから旅の思い出にいいかと思いました。

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こちらはヴェネツィアのメストレ駅近くにあります、スーパのお総菜屋さんで購入しましたプリモ・ピアット!

かぼちゃとサルシッチャ(ソーセージ)入りのラザーニア!これがまた美味しかったんですよ!

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これまたヴェネツィアの郷土料理として有名だそうです!

イワシを軽く揚げ玉ねぎを炒めお酢と砂糖で和えた後数日漬けてマリネにした料理、サルデインサオール(Sarde in saor)!

前菜としてもセコンド・ピアットとしても食べられます。

実は絶対今回食べてみたかった一品でしたので食べることができてよかったです!(それもお持ち帰りで。。。笑)

その他にもフェーガト・アッラ・ヴェネツィアーナ(Fegato alla veneziana)というヴェネツィア郷土料理

子牛のレバーを玉ねぎと炒めて赤ワインで煮込む料理なのですが、私は内臓系のお肉が苦手で食べることはできませんので、興味のある人はぜひ食べてみてください!

そして、ヴェネツィアには立ち食い一杯ひっかけ居酒屋が多く<バーカロ>と呼ばれる伝統的なオステリアのカウンターにチケッティ(Cichetti)という一口サイズのカナッペが豊富に並びグラスワインやスプマンテと一緒にいただきます。

小腹が空いたときにはぜひ寄ってみたいですね!

いかがでしたか?

まだまだヴェネツィア滞在中のことについて書くことはあるのですが、またの機会にしたいと思います!

ピッパ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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