クリスマスのお菓子パネットーネ
日本でも普及しつつあるパネットーネ。大きな丸いパンの中にレーズンやオレンジピールなどのドライフルーツを詰め込んだものが一般的で、この時期になるとどの家庭にも2?3個は見られます。
昔は各家庭でパネットーネを焼いて、近所や親戚に配って回る習わしがあったそう。「今年一年間ありがとう、よいクリスマスをお迎えください」といういわゆるお歳暮のような存在。
パネットーネは発酵して生地を休ませることを何度も繰り返して作られるため、手間がかかることから、最近では家庭で作らずパネッテリア(パン屋さん)やパスティッチェリア(ケーキ屋さん)で購入することが多く、11月頃からはスーパーやバールでもたくさんの種類を売っています。
パネットーネ酵母は発酵することで長期保存がきくため、賞味期限の表示を見てびっくりしますが(約三ヶ月)販売期間はクリスマス前後に限られているため、年中お目にはかかれません。
スーパーで売られている有名なメーカーがBauli、そしてMainaやBalocco、Motta、Tre Marieなどですが、私のお気に入りはパネットーネの老舗メーカーCova。
毎年Re Panettone(パネットーネの王様)という品評会がミラノで開かれています。去年に引き続き10位以内受賞したSal de Risoというパスティッチェリアのパネットーネが有名ということで、買いに行ってきました。
アマルフィ海岸のミノーリという地方にあるバール兼ケーキ屋さんです。
いろんな種類のパネットーネがありました。迷う?!!
とりあえずデリツィア・ディ・リモーネ(レモンクリームのケーキ)を食べながら何味のパネットーネにするか考えることに。
そして、ノッチョーラ(クルミクリーム)とチョコレートのパネットーネを買いました。スーパーで売っているパネットーネが4?15ユーロなのに対して、ここのパネットーネは一つ33ユーロと高級!クリスマスにみんなで食べる予定。楽しみだな?!
ちなみにクリスマス前にフライングで、このパネットーネを食べる予定です。こちらはBauliのメーカーが出している、今年の変わり種の味。スーパーで見つけました。
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