魅惑のアンダマン諸島へ...!その①
しばらく更新が滞ってしまい、大変失礼いたしました...。
実は私事で恐縮ですが、2013年3月末で日本へ帰国しまして、
引っ越しでバタバタしておりました...。
本来であればすぐに次の方へバトンタッチかと思いますが、
まだ書き残したネタがありますので、もう少しだけお付き合い下さい^^
さて、少し前のことですが、インドの3連休に合わせて2泊3日で
「アンダマン諸島」という場所へ行ってきました。
場所はインドというよりもミャンマーの南、インドネシアの一部...?
と思ってしまうような場所なのですが、ここもれっきとしたインドの一部。
北側のアンダマン諸島・ニコバル諸島共に、インド政府は外国人の立ち入りを
制限しており、観光で行けるのはほんと一部の島のみ...。
立ち入りができない島には原住民が暮らしており、なんと彼らは今も石器時代
同様の暮らしをしているそう...そんななんともミステリアスな島をちょっとだけ
覗いて来たのですが、、、正直こんなに大変な旅になるとは思ってもいませんでした...。
そんな旅を数回に分けてご紹介します!
アンダマン諸島の玄関口、ポートブレア空港へは、チェンナイかコルカタから直行便がでています。
今回私たちはムンバイから「Go Air」でチェンナイを経由して行ったのですが、
ちょうど機内誌ではアンダマン諸島についての特集が...!
手つかずの自然が残っており、観光で訪れる人は年々増加している...といったことが
書いてありました。
チェンナイから2時間ちょっとのフライトでポートブレアに到着。
ポートブレアにはあまり見所がなく、ほとんどの観光客はポートブレアから船で
ビーチの奇麗な島へ行くらしい...という情報を得ていたので、私たちもポートブレアから
船で3時間ほどの「Havelock(ハヴロック島)」という場所でホテルを予約していました。
なんとその島には「世界一奇麗なビーチがある」とのこと...!
一刻も早くその島へ!と意気込んでいた私たちは空港のプリペイドタクシーで
フェリー乗り場へと向かいました。
写真左:フェリー乗り場へは、空港からリキシャーで15分ほどで到着。
右に割と立派な「チケットカウンター」の建物があるのですが、ここがオープンすることは
一度もありませんでした...。
写真右:フェリー乗り場にあった、アンダマン・ニコバル諸島にいる動物を紹介したパネル。
絶滅危惧種であるジュゴンもいるみたいです...!
そしてここが「問題の」フェリーチケットを売るカウンター。
なにが問題なのかと言いますと...
・チケットは予約不可。フェリーは1日3便しかなく、出発の1時間ほど前にカウンターが
開くのですが、カウンターは開いた瞬間、発券される小窓(50センチ四方)に人が殺到。
それまでは後ろに並んでいたインド人らが横入りしまくりです。
怒っても怒鳴っても悪びれずに割り込み続けます...。まさに弱肉強食の世界...。
・発券するカウンターの役人?が仕事する気ゼロ。
1つの船につき、カウンターが開くのは僅か10分。その10分の間にチケットが買えない人は
もれなくフェリーに乗れないという不条理極まりないシステム...。
この理解不能はシステムのために、私たちは炎天下の中、3時間以上カウンターに
並んだのに、当日の昼と夕方のフェリーに乗ることができませんでした...。
(つまり「10分間の戦い」に負けたわけです...^^;)
おそらくオフシーズンであったり、シーズン中でも連休にかからなければ
ここまでの混雑にはならないのだと思います。
また、この政府が運営するフェリー以外にも民間が運営する高速船を使うというテもあります。
(私たちが行った日は国の祝日だったせいか、そちらは運航していませんでしたが...。)
なので一概には言えませんが、少なくともシーズン中(12月~3月)に行く場合は、
日程に余裕のない人は止めた方がいいのかも...と思ってしまいました。
(実際、現地で出会った欧米人観光客たちは皆、数週間~1カ月以上の予定で
来ていると言っていたので、1日2日フェリーに乗れなくても問題なさそうでした。)
そんなこんなで、せっかく予約したホテルにも辿り着くことができず、初日は
ポートブレアに泊まることに...。次回はポートブレアの街の様子をアップします!
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