魅惑のアンダマン諸島へ...!その①

公開日 : 2013年04月27日
最終更新 :
筆者 : 鳥巣 悠

しばらく更新が滞ってしまい、大変失礼いたしました...。

実は私事で恐縮ですが、2013年3月末で日本へ帰国しまして、

引っ越しでバタバタしておりました...。

本来であればすぐに次の方へバトンタッチかと思いますが、

まだ書き残したネタがありますので、もう少しだけお付き合い下さい^^

さて、少し前のことですが、インドの3連休に合わせて2泊3日で

「アンダマン諸島」という場所へ行ってきました。

場所はインドというよりもミャンマーの南、インドネシアの一部...?

と思ってしまうような場所なのですが、ここもれっきとしたインドの一部。

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北側のアンダマン諸島・ニコバル諸島共に、インド政府は外国人の立ち入りを

制限しており、観光で行けるのはほんと一部の島のみ...。

立ち入りができない島には原住民が暮らしており、なんと彼らは今も石器時代

同様の暮らしをしているそう...そんななんともミステリアスな島をちょっとだけ

覗いて来たのですが、、、正直こんなに大変な旅になるとは思ってもいませんでした...。

そんな旅を数回に分けてご紹介します!

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アンダマン諸島の玄関口、ポートブレア空港へは、チェンナイかコルカタから直行便がでています。

今回私たちはムンバイから「Go Air」でチェンナイを経由して行ったのですが、

ちょうど機内誌ではアンダマン諸島についての特集が...!

手つかずの自然が残っており、観光で訪れる人は年々増加している...といったことが

書いてありました。

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チェンナイから2時間ちょっとのフライトでポートブレアに到着。

ポートブレアにはあまり見所がなく、ほとんどの観光客はポートブレアから船で

ビーチの奇麗な島へ行くらしい...という情報を得ていたので、私たちもポートブレアから

船で3時間ほどの「Havelock(ハヴロック島)」という場所でホテルを予約していました。

なんとその島には「世界一奇麗なビーチがある」とのこと...!

一刻も早くその島へ!と意気込んでいた私たちは空港のプリペイドタクシーで

フェリー乗り場へと向かいました。

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写真左:フェリー乗り場へは、空港からリキシャーで15分ほどで到着。

右に割と立派な「チケットカウンター」の建物があるのですが、ここがオープンすることは

一度もありませんでした...。

写真右:フェリー乗り場にあった、アンダマン・ニコバル諸島にいる動物を紹介したパネル。

絶滅危惧種であるジュゴンもいるみたいです...!

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そしてここが「問題の」フェリーチケットを売るカウンター。

なにが問題なのかと言いますと...

・チケットは予約不可。フェリーは1日3便しかなく、出発の1時間ほど前にカウンターが

開くのですが、カウンターは開いた瞬間、発券される小窓(50センチ四方)に人が殺到。

それまでは後ろに並んでいたインド人らが横入りしまくりです。

怒っても怒鳴っても悪びれずに割り込み続けます...。まさに弱肉強食の世界...。

・発券するカウンターの役人?が仕事する気ゼロ。

1つの船につき、カウンターが開くのは僅か10分。その10分の間にチケットが買えない人は

もれなくフェリーに乗れないという不条理極まりないシステム...。

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この理解不能はシステムのために、私たちは炎天下の中、3時間以上カウンターに

並んだのに、当日の昼と夕方のフェリーに乗ることができませんでした...。

(つまり「10分間の戦い」に負けたわけです...^^;)

おそらくオフシーズンであったり、シーズン中でも連休にかからなければ

ここまでの混雑にはならないのだと思います。

また、この政府が運営するフェリー以外にも民間が運営する高速船を使うというテもあります。

(私たちが行った日は国の祝日だったせいか、そちらは運航していませんでしたが...。)

なので一概には言えませんが、少なくともシーズン中(12月~3月)に行く場合は、

日程に余裕のない人は止めた方がいいのかも...と思ってしまいました。

(実際、現地で出会った欧米人観光客たちは皆、数週間~1カ月以上の予定で

来ていると言っていたので、1日2日フェリーに乗れなくても問題なさそうでした。)

そんなこんなで、せっかく予約したホテルにも辿り着くことができず、初日は

ポートブレアに泊まることに...。次回はポートブレアの街の様子をアップします!

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