巨大洗濯場、ドービーガートに潜入!①
ムンバイのマハラクシュミ駅周辺には、「ドービーガート」と呼ばれる、
巨大な屋外洗濯場があります。
ドービーというのはヒンディー語で「洗濯人」のこと。
その名の通り、ここでは機械に頼ることなく、ずっと昔から同じ手法で、
ムンバイ中から集められた洗濯物を集め、洗い、乾かして宅配するという
プロセスが行われています。
また、2010年にトロント映画祭でも公開された映画「Dhobi Ghat」はまさにここを舞台
とした映画。(映画についての詳細を書き出すと長くなってしまうので割愛させて頂きますが、
ムンバイの街、そして人々がとても美しく描かれていて、オススメの映画です!)
そんなドービーガートの全景。(マハラクシュミ駅陸橋の上から撮影)
左側には駅、奥にはムンバイの発展を感じさせる高層マンションが見えます。
実は「地球の歩き方」にも、ここドービーガートの中は「法外なチップを請求されるので、
中には入らない方が良い」と書かれています。
もちろん写真の様に、上からでも中で働いている人は見えますし、都会の真ん中で
数えきれないほどの洗濯物がはためく光景は圧巻!
ムンバイの街が持つパワーのようなものを感じてもらえると思います。
ただ...先ほどの映画「Dhobi Ghat」を観てしまったせいで、どうしても近くで
彼らの写真が撮りたくなってしまったんです...^^;
なので今回は夫をボディガードに潜入してみることにしました。
陸橋から下へ降りて行く階段の途中から撮影。
ドービー達が洗濯物を洗うために作られた格子状のコンクリートが見えます。
(彼らが洗濯物を洗う様子は次回アップします!)
よく見ると、自分の体を洗っている人もいますね...^^;
ドービーガートの敷地は高い塀で囲われており、どこからでも入れるという訳では
ありません。陸橋から降りて少し歩いたところに、正面入口?がありました。
もちろんこの後、ガートの中へ入ったのですが、その前にガートの周りもちょっとだけ散策...。
敷地の周りでも洗濯物を集めている小屋がたくさんあり、たくさんの人が行き交っていました。
多くの人が生活している場ということもあり、市場も近くにありそう。
それにしてもこの運び方、すごいですよね...。。。
次回、ここドービーガートで暮らす人々の様子をアップします。
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