ロシアにも春がやってきた?!
みなさま、Здравствуйте!
ロシアでは、3月になると、春を祝う祭り、「Масленица(マースレニッツァ)」が祝われます。マースレニッツァでは、長かった冬を送り、春を迎えるために外へ繰り出し、お祝いをします。
このマースレニッツァの宗教的な意味としては、ロシア正教の大斎期の前の一週間のことを指します。そしてこの大斎期というのは、パスハと言われる復活大祭の前の40日間の期間を指すし、その間は肉食が禁じられています。なので、その前の一週間にバターたっぷりのブリヌイ(ロシア風クレープ)を食べ、他にも飲めや歌えやと楽しい時間を過ごします。復活大祭パスハは、その名の通りイイスス・ハリストス(ロシア語読みでイエス・キリスト)の復活をお祝いする祝日で、毎年日付が変動します。よって、このマースレニッツァの日付も毎年変更し、2019年は3月4日(月)―10日(日)の7日間となります。
モスクワ市内では、一足早く、3月1日から、街全体でマースレニッツァ関連のイベントが開かれています。3月になると、どんよりとした冬の天気が終わり、広く青い空が垣間見れる日が多く泣てきます。しかし!もちろん、外気温はまだ氷点下10度程度、雪も降っています!笑
それでも、「春だ!」と喜んで、街全体で春をお祝いするこの「マースレニッツァ」には、毎年ワクワクさせられます。
各家庭では、太陽にちなんで、ブリヌイ(ロシア風クレープ)を沢山焼いて食べます。各レストランでも、この期間は特別にブリヌイメニューを提供しているところもあります。
日本のひな祭りとはまたちょっと違った春のお祝いの仕方のご紹介でした。
Пока!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。