ロシアにも春がやってきた?!

公開日 : 2019年03月08日
最終更新 :
筆者 : maru

みなさま、Здравствуйте!

ロシアでは、3月になると、春を祝う祭り、「Масленица(マースレニッツァ)」が祝われます。マースレニッツァでは、長かった冬を送り、春を迎えるために外へ繰り出し、お祝いをします。

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このマースレニッツァの宗教的な意味としては、ロシア正教の大斎期の前の一週間のことを指します。そしてこの大斎期というのは、パスハと言われる復活大祭の前の40日間の期間を指すし、その間は肉食が禁じられています。なので、その前の一週間にバターたっぷりのブリヌイ(ロシア風クレープ)を食べ、他にも飲めや歌えやと楽しい時間を過ごします。復活大祭パスハは、その名の通りイイスス・ハリストス(ロシア語読みでイエス・キリスト)の復活をお祝いする祝日で、毎年日付が変動します。よって、このマースレニッツァの日付も毎年変更し、2019年は3月4日(月)―10日(日)の7日間となります。

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モスクワ市内では、一足早く、3月1日から、街全体でマースレニッツァ関連のイベントが開かれています。3月になると、どんよりとした冬の天気が終わり、広く青い空が垣間見れる日が多く泣てきます。しかし!もちろん、外気温はまだ氷点下10度程度、雪も降っています!笑

それでも、「春だ!」と喜んで、街全体で春をお祝いするこの「マースレニッツァ」には、毎年ワクワクさせられます。

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各家庭では、太陽にちなんで、ブリヌイ(ロシア風クレープ)を沢山焼いて食べます。各レストランでも、この期間は特別にブリヌイメニューを提供しているところもあります。

日本のひな祭りとはまたちょっと違った春のお祝いの仕方のご紹介でした。

Пока!

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