No.4 楽しめるのは子供だけじゃない"ニクーリン・サーカス"
こんにちは。
ロシアのエンターテイメントと言えばバレエやオペラが有名ですが、ロシア名物のサーカスも芸術的で人気が高いです。
ロシアの2大サーカス劇場と言えば、「ボリショイ・モスクワ国立サーカス」と「ニクーリン・サーカス"ツヴェトノイ・ブリヴァール"」があります。
週末を利用してニクーリン・サーカスに行ってきましたのでご紹介します。
1880年に創立、ロシアで最も古いサーカスの一つです。
「ツヴェトノイ・ブリヴァール・サーカス」という名前でオープンし、1997年に団長であったユーリー・ニクーリン(1921~1997年)の功績をたたえ、「ニクーリン・サーカス」という名前となったそうです。彼は1973年に人民芸術家としての勲章を国から与えられた有名なピエロ役者でした。
100年以上の歴史あるサーカスは、モスクワの人々から古いサーカスとして親しまれています。
▼ツヴェトノイ・ブリヴァール駅(Цветной бульвар)から徒歩3分という好立地
▼迫力あるトラやチーター、可愛らしい犬や猫など、たくさんの動物たちと写真撮影ができるのが名物です(写真撮影料金で一番高いトラは1,000RUB)
▼綿アメが子供たちに大人気でした(100RUB)
▼フェイスペインティングブースもあり、可愛らしく変身する子供たちに癒されます(料金は400RUB~)
▼円形の場内はどの席でも見やすいよう工夫がされています
今回私が見てきたサーカスのプログラム"КОРОЛЕВСКИЙ ЦИРК"(Korolevskiy circus)は、愛らしい猿や犬が賢く飛び回り演技をするシーンにとても癒されました。可愛らしい衣装にも注目です。
また、ライオンとトラが10匹ほど登場し共にアクションするシーンは大迫力で目が離せませんでした。途中ライオンとトラが喧嘩しガオーッと鳴いている姿に、係りの人がなだめているところを見ました。いくら教育された動物とはいえ、本番でのトラブルは付きもののようです。
サーカスといっても動物だけではなく、俳優たちのアクロバティックな演技も大変素晴らしかったです。サーカスの定番である空中ブランコや空中ダンスも大満足の内容でしたが、ケニアボーイズと呼ばれる3人組が繰り広げる地上でのアクロバットは必見です。
上演中の写真撮影ができないため、ホームページに掲載されている過去の演目の写真(こちら)にてイメージをお伝えできればと思います。
現在上演中のサーカス"КОРОЛЕВСКИЙ ЦИРК"(Korolevskiy circus)は、2015年5月分までチケットが発売されています。ステージに向かって正面前方の席が2,200~3,500RUBと一番高く、正面後方が1,000~1,800RUB、ステージの裏側の席は400~1,000RUBとなっています。場内は円形のため詳しくはホームページをご確認下さい。
上演時間は2時間30分(途中休憩20分)でした。
私は週末に行ったため子供たちで賑わっていましたが、平日は大人たちのデートスポットとしても人気のようです。
ロシア名物のサーカスを是非ニクーリン・サーカスにて楽しんでみてはいかがでしょうか。
■ニクーリン・サーカス"ツヴェトノイ・ブリヴァール"
HPはこちら
住所: 13, Tsvetnoy Boulevard, Moscow, 127051
電話: +7 (495) 625-8970
*1RUBは、現在のレートで約2.1円です
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