№27 ロシアのお祭り マースレニッツァ- "ブリヌィ祭り"にあのヌテラのステージ登場
昨日の日曜日までの一週間、ロシアの伝統的なお祭り、マースレニッツァ)週間でした。
宗教的には、この期間を境に復活祭までの間、乳製品を控えることから、その前に思い切り食べておこう、そして、冬を見送り、春の訪れを祝おうという意味合いを持った、伝統行事の一つです。
実際のところは、簡単に言うと"ブリヌィ(ロシアのクレープ)祭り"の様相を呈しています。
特に最後の二日間のこの週末は、モスクワ中の公園で主にブリヌィを中心とした、様々な催しが行われていました。大好物が主役とあって、私も楽しみに向かいました。
まずは、Сокольники(サコーリニキ)公園へ。
到着するやいなや、ヌテラ旗に迎えられ...ブリヌィだけに、あのヌテラプレゼンツで会場が作りこまれていました。ロシアでは、まだまだヌテラは一般的ではなく、ブリヌィには、はちみつかジャムという組み合わせが多いので、確かにプロモーションのしがいがありそうです。ブリヌィ♡ヌテラがポピュラーになる日も近いかも。
この日の気温は0度くらい、太陽も顔を出していたものの、やっぱり長く外にいると寒いです。加えて私は、もう春が来たものとダウンでは暑い気がしてとても薄着で出かけ、後に後悔することに。
門をくぐると、とにかくヌテラが続きます。
特設ヌテラステージも。ヌテラのこんなステージ、滅多に見られません。イタリア人もびっくりのはず。
ステージの上では、「天気はどうだー!」「Yeah!」的なやりとりが行われ、みんな嬉しそう。本当に待ち望んでいた春なのだなーと感じました。
私のお目当てはこれ。
丸い形をしているブリヌィは、古来から太陽の象徴と言われていたそうで、マースレニッツァの出店も太陽マーク。
モスクワ市内に数店舗ある、とてもおいしいパン屋さん、БУЛКА(ブルカ)も出店していました。このブルカのパンは、モスクワのパークハイアットでも提供されているそうですよ。
もちもちフワフワ、ブリヌィもおいしいブルカ。左はチョコ添え、右はハムとチーズ。(しかし、寒さのあまり、チョコスプレッドはカチカチで、残念なことに。やっぱりまだ冬...)
また別の公園では、子供たちがブリヌィ競争中。フライパンのブリヌィを落とさずに運んで、上手にひっくり返してゴール。
昨日今日は雪がちらつくお天気でしたが、春はもうすぐそこなんですね!今年は暖冬とは言うものの、暗い冬の終わりはやっぱりとても嬉しく、ニコニコのロシアの人々を見ていると、こちらも嬉しくなりました。
とはいえ、会場には焚火も。
やっぱりまだもう少し、冬は続きそうです。
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