№6 アエロフロートに関する考察- 2013年冬

公開日 : 2013年12月09日
最終更新 :

ロシアの航空会社と言えば、アエロフロート。ロシアに住んでいると言うと、「まさか、アエロフロートに乗るの?!」と度々聞かれることもあるほど、そのイメージは芳しくないようです。

2006年にはスカイチームにも加盟しているので、その加盟基準をクリアしているということは、グローバル視点でOKな航空会社ということになるのでしょうが、世間一般のイメージはそうでもなく...。

私はと言えば、こちらに来てから既に10回ほど乗る機会があり、もはや何の抵抗もなくなっている状態だということがこの搭乗回数から見て取れます。

やはり、ロシア最大の航空会社ですから一番便利な時間帯の便があったり、チケットが安かったり、他に選択肢がなかったりということでこうなるうちに、私にとってはついに身近な存在になりつつあります。

その感想は、他の航空会社と比べて仰天するようなことは今のところなく、これまでの経験上の定時運航率は100%(筆者調べ)。

エコノミークラスには今年8月からアルコールのサービスはなく、短距離路線にはブランケットもありませんが、ブランケットはお願いすれば「ビジネスクラスのだけど、どうぞ」と持ってきてくれたこともありました。

ちなみに、個人用テレビは短距離路線にはいずれのクラスにもなし。

と、ないない尽くしのように思われるところ、一つ「ある」のは、機内食。飛行時間がたった1-2時間であっても、食事時でなくても、それが0時を過ぎた結構な深夜であっても、何かしら慌ただしく運ばれてきます。

ミールサービスを削減する航空会社も多い昨今、味と必要性はさておきその心意気は評価出来るのかも。

ある日のヘルシンキ→モスクワ便 (飛行時間 1時間30分)

右奥にはなぜかマカロン。

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ある日のモスクワ→コペンハーゲン便 (飛行時間 2時間30分)

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黒パンを忘れないところにロシアを感じます。

私は、東京↔モスクワ路線には乗ったことがないのですが、先日搭乗した友人によると、安くて大きなあのアイス、スーパーカップ(でもミニサイズ)がリフレッシュメントとしてやってくるのだとか。

一方、東京↔モスクワ便を運行しているもう一つの航空会社、JALではハーゲンダッツ。格差を感じた瞬間でした。

とはいえ、総じてなかなか快適だったとのコメントでしたので、ご安心ください。

2014年春には、アエロフロート系列のLCC、「Добролёт (dobrolet)」も運行開始予定とあって、ますます身近な存在になりそうです。

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