生まれ変わって益々見逃せない!ボリショイ劇場
6年の歳月のかけ、2011年10月にようやく改装が完了したモスクワ・ボリショイ劇場。
昨年10月末の再オープンから、その人気振りとチケットの高騰のおかげで行くことができていなかったけれど、このたびようやく行くことが叶った!
生まれ変わって益々その魅力を増したボリショイ劇場。
行くならやっぱりここ。
その魅力を余すところなくご紹介!!
重厚な外観は以前よりも綺麗になり色がワントーン明るくなったよう。
ヨーロッパの街にそれぞれある伝統的な劇場。
その佇まいが街の雰囲気を作り、今も昔も変わらぬモスクワの「顔」であり続けるボリショイ劇場。
その起源は18世紀までさかのぼり、モスクワを襲った戦火で歴史的に被害を受けつつも、堂々とした姿を見せ続けてきました。
その内部に入ると。。
重厚で繊細な内装。その細部にわたり装飾が施され、その美しさと雰囲気に思わずため息。
劇場に来るには特に厳しいドレスコードはないけれど、ここはさすがロシア一のボリショイ劇場。地元のロシア人も観光客もみなドレスアップ。ここに来る人たちもまさに優雅な佇まいで、雰囲気の一部となっています。
劇場に来るということは、劇を見るためだけではないということを実感。その雰囲気に酔いしれること、しばし。
そしてこのボリショイ劇場の劇場としての魅力は、観劇のメインホールに結集されます。
この豪華絢爛振りをご覧あれ。
その全てが、まさに「劇場に来る」という歓びそのものを裏切らない要素で溢れています。
その装飾はここまでキンキラにしなくても。。と最初は思ったけれど、この豪華ぶりとその重厚な造りにロシアの意地すら感じます。
プロコフィエフの重厚、かつ時に繊細な楽曲に心を躍らせたり、胸が締め付けられる思いをしたり。
バレエというとやはりダンスが主役ですが、このオーケストラの素晴らしさも聞き逃せない。プロコフィエフのような重厚なオーケストラはやはり本物を聴くとその迫力に寒気が止まりませんでした。
劇間にはビュッフェで休憩。
6年間の間、ずっと改修が続けられてきたボリショイ劇場。
当初の予算を遥かに超えての改修工事に批判もありました。
けれど、ここまでの改修を行い、ロシア最高の劇場としての位置づけを保つボリショイ劇場に、ロシアの意地を感じます。
今回のチケットは約5000ルーブル(14000円程度)とロシアではなかなかのお値段。
でも日本で見ればもっと高いでしょうし、これはモスクワに来たら絶対必見。
チケットが取れれば、見るのはやはりバレエがお薦め。
ロシアでしかみられない、ボリショイの白鳥の湖やスパルタカスなどは、一生心に残るものになると思います。
世界の中でも指折りの劇場であることを、絶対実感するはず!
Bolishoi Theatre
Большой театр
Tel: +7 499 608-7317
Fax: +7 495 692-0050
Email: sales@bolshoi.ru
http://www.bolshoi.ru/en/(英語サイト)
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