無料な上にアクセス簡単!モンテレイのルイス・バラガン作品

公開日 : 2017年09月11日
最終更新 :
筆者 : Sayaka

建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞したメキシコを代表する建築家、ルイス・バラガン(1902-1988)。故郷であるメキシコ第二の都市グアダラハラ、後に移り住んだ首都メキシコシティを中心に、沢山の作品を残しています。彼が設計し晩年を過ごしたメキシコシティの邸宅は、世界遺産にも登録されており、日本人にも人気があります。ただこちらの邸宅、事前予約が必要な上、普通の住宅地の中の一軒で場所が分かりにくいため、個人で行くのはなかなか難しい...メキシコシティ郊外にある他の作品と合わせて、ツアーで訪ねるのが一般的です。

ところが実は我が街モンテレイには、アクセス簡単な上に無料で見学できるルイス・バラガン作品があります。日本語版ウィキペディアの作品リストには載っていないくらいなので、おそらく日本ではほとんど知られていないと思いますが、彼の亡くなる4年前、最晩年の作品です。

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色鮮やかな壁画の沢山あるメトロ2号線サラゴサ駅を降りると...目の前に物凄く薄い、茶色のタワーが建っています。その名はファロ・デル・コメルシオ、モンテレイ商工会議所100周年を記念して、1984年に建てられたモニュメントです。

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高さが70mあり、高い建物の少ないモンテレイでは目立ちます。中には入れないので外から見るだけなのですが、メトロの駅を降りてすぐの場所にあり、周辺には美術館や古いカテドラルなどもありますので、組み合わせて訪れてみると良いと思います。夜になるとモニュメントのてっぺんから緑のレーザーが出て、なかなかサイケデリックな光景が見られますよ。笑

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【データ】

名称:ファロ・デル・コメルシオ(Faro del Comercio)

住所:5 de Mayo, Zaragoza, Zuazua y Constitución, Zona Centro, Monterrey, Nuevo León, México

アクセス:街の中央広場マクロプラザ(Macroplaza)の中、メトロ2号線サラゴサ駅(General I. Zaragoza)のすぐ南側にあります。

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