イースターの過ごし方
今年もドイツ人がクリスマスの後からずっと楽しみにしていたイースター(復活祭)が終わりました!
復活祭ということと、年に数回家族が集まるイベントという意味では日本のお盆のような感覚かもしれません。
【2017年のイースター日程】
イースターの時期は毎年変わります。
今年は、4/14(金)~17(月)の四連休でした。
ちなみに、ドイツの学校は2週間のイースター休みで、州によって数日異なりますが、ここルトライン・ヴェストファーレン州では4/10~4/22が休み期間です。
この時期のドイツ旅行はどこも混みあっているので実はお勧めしません。
GWでこちらへ来られる場合、事前に訪問都市のイースター休暇について調べることをお勧めします。
こちらのWEBサイトから、ドイツ全土の州ごとの祝日・長期休暇が簡単に調べられます。各月を表す単語は非常に英語に似ていますので、ドイツ語ができなくても大丈夫だと思います!
赤枠:祝日
緑枠:長期休暇
ちなみに学校はもちろん、習い事関係もこの期間休みになります。
日本でダンスを習っていた頃は祝日も関係なくレッスンがありましたが、こっちでは2週間も休みになるので体がなまってしまいます。でも、インストラクターも、たまにはゆっくり休むべき!という社会のシステム、良いと思います。
【家族で過ごすイースター】
他の街に住んでいる家族が集結して、一緒に食事をしたり、ちょっとしたプレゼントやチョコレートを渡しあったりして連休を一緒に過ごします。
こちらは、私が義母から頂いたチョコレートセット。
娘はパズルのプレゼントを頂きました。
今年はまだ一歳でイースターを理解できないのでやりませんでしたが、
子供たちは家に隠されたお菓子を探すという習慣があります。
私がドイツに来たばかりの頃、義母がその文化を私に教えてくれるという意味もあり、30歳前後の大人が3人(私、夫、義姉)で家中からチョコを探しました。笑
私と義姉にはちょっとしたコスメも隠してあって嬉しかったです。
【イースター飾り】
イースターの飾りと言ったら、卵とうさぎ!
クリスマスが終わるとともに、イースター商品がたくさん並び始めます。
今年のトレンドはすこしくすんだパステルカラーだったような気がします。
好みの色だったので、私も色々と購入しました!
芽が息吹き始める前の枝に卵の飾りをかけたり、庭にある木に卵を飾る家もたくさんあります。
【携帯でイースターの挨拶】
この時期、友人・家族間では携帯で様々な画像や動画が送られます。
これは日本の年賀状と同じように、以前は皆カードを送りあっていた文化が、今の時代の仕様に変化したのだと思います。
こちらは今年私が友人からもらった画像。
「私はこれだけ卵飾ったよ!あなたのところは今どのくらい?」というやりすぎなおもしろ画像
「Frohe Ostern(フごーェ オースターン)」とはイースターおめでとう!という意味。この時期、メッセージはもちろん、人に会った時の第一声で使われます。
【イースターファイヤー】
こちらは魔除けの意味もあるイースターならではのたき火です。
街の色々なところでたき火があがり、人々が集まります。
イースターの4連休後半、夕方になるとどこからともなく煙の臭いがしてきます。
無病息災!皆様が元気に健康に過ごしていけますように。
この願いがこのイースターファイヤーにふさわしいのかは定かではありませんが
私はなんとなく毎年この時期にそう願うのでした。。。
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