スタジアムB級グルメを楽しもう セリエA開幕
イタリアでは夏休みも終盤に差し掛かり、サッカーのセリエAが開幕しました。
日本代表の本田圭佑選手(ACミラン)と長友佑都選手(インテル・ミラノ)が今季、どんなプレーを見せてくれるかが楽しみですね。
今回は、両選手のホームグランドであるミラノのサン・シーロ・スタジアムのB級グルメをご紹介しましょう。
試合によってキックオフ時間は異なり、週末の午後3時、夜8時45分からの試合が多いです。
スタジアムにやってくる人々は、スタジアムに入る前に周辺の屋台でユニフォームやマフラーなどの応援グッズを見たり、腹ごしらえをするのが習慣となっている人も多いようです。
トラックフードというのでしょうか。移動式のお店の大半はパニーノ(Panino)と呼ばれるハンバーガー、サンドイッチと飲み物を売るお店です。
お値段はだいたい5ユーロ前後で、コーラやサイダー類、缶のアイスティー、ビールなど飲み物は3ユーロほどでしょうか。
長さ15㌢ほどのパンに、さまざまな具がはさまれています。そのコンビネーションは生ハムとレタス、モッツァレラチーズとトマトなど。かなりのボリュームで一個食べるともうお腹がいっぱいになりますよ。ホットドッグやパターテ・フリッテ(Patate Fritte)と呼ばれるフライドポテトも人気ですね。
イタリア名物なら、サルシッチャ(Salsiccia)と呼ばれる挽き肉状のソーセージをグリルで焼いたものはいかがでしょうか。鉄板の上でジュージューと湯気を立てて焼きあがるサルシッチャと、玉ねぎやパプリカのスライスのグリルのコンビネーションがたまりません!
寒い中でのサッカー観戦前には温かい食べ物がうれしいですね。
焼き上がりには「ケーチャップ? マーヨネーズ?」などと具に何をプラスするか聞かれます。セーナペというのはマスタードのことですので、ご参考までに。
その他、アランチーノ(Arancino)と呼ばれるライスコロッケや、食べやすいように極薄のピザ生地をくるくると巻いた形のラップ・サンドイッチもありますね。
簡単な英語なら大丈夫なので、お店の人に伝えるか、ショーケースを指さしてぜひコミュニケーションをはかってください。
トップの写真の看板にあるPorchetta(ポルケッタ)というのは子豚の丸焼きのスライスで、中部イタリアの名産だったと思います。
これもまた噛めば噛むほど味が出て、ちょっと日本のチャーシューに似た感じ?
ただ、日本のサッカー場の周辺で販売されているバラエティーに富んだ食べ物に比べると、どうしてもシンプルすぎるイタリアB級グルメとなってしまいますが・・・・。
ACミランの初戦があった21日は、気温が30℃近くまで上がり、移動式のジェラート屋も出ていて大人気でした。
さてセリエA2016-17日程では、11月20日(※)にサン・シーロ・スタジアムでミラノ・ダービーが行われます。
日本人の両選手にとって、レギュラー争いが厳しくなりそうですが、ぜひピッチ上での二人の競演を見たいですね!
※キックオフ時間は未定。日程が前後する可能性あり。
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