入場者記録を更新 ミラノ・サローネ家具見本市が華々しくエンディング

公開日 : 2016年04月23日
最終更新 :

 ミラノもすっかり暖かくなり、春らんまんとなりました。

先週12日から17日はミラノで開催される大きな見本市の一つ、ミラノ国際家具見本市(Salone Internazione del Mobile、サローネ・インテルナツィオナーレ・デル・モービレ)が華やかに行われ、フィエラ(Fiera)と呼ばれる見本市会場だけでなく、市内も活気があり多くの人で賑わいました。

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今年で55回目を迎えたこの家具の見本市、今回は2年ごとに開かれるキッチンとバスの関連企業の出展もあり、見本市史上最多160ヶ国以上から約37万2000人の関係者と来場者で熱気にあふれたものとなりました。

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幸いなことに日本の企業様からのご依頼で、会場をアテンドさせていただきました。

人気、注目度の高いイタリアのキッチンメーカー数社では、ブースで早速商談が始まっています。担当者の人々はここぞとばかり、自信あふれるトークでアピールしていました。

最初の4日間は関係者のみの開催となっていますが16、17日は一般の人も入場できました。今年は4万1372人が訪れたそうで、主催者側はこれも最高の結果だったと喜んでいました。

この時期は市内の高級家具、キッチンなどのショールームもオープンな雰囲気で、とても入りやすいのがうれしいです。

そして関係者だけではなく、ミラノっ子をワクワクさせるのが フォーリ・サローネ(Fiori Salone)と呼ばれる街中を挙げてのデザイン・ウィークです。

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ブレラ地区にあるシンプリチャーノ教会に隣接する神学校の回廊の中庭を舞台に見立てて、日本人女性デザイナーの椅子の展示がありました。

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何度も近くを通っているはずなのに、このような素晴らしい回廊があったとは知らず、思いがけずうれしい発見となりました。

また改めて訪れてみたいです。

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運河のあるナヴィリオ地区に近いトルトーナ通りでは、インテリア関係のショップだけでなくファッション、雑貨やその他多くのメーカーがコンテンポラリー展示会場を設けていました。

ミラノ・ファッションが先立ちがちなミラノ。モードだけでなく、デザインはインテリアやその他の全ての分野において息づき根付いているのですね。

今後はそんな視点を忘れることなく、ミラノの街を散歩してみようと心に決めました。

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