応援装飾で見るミラノ・ダービー 現地から直前情報をお届け
1月もあと数日となりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今週末はセリエAでミラノを本拠地とする2チームの対戦、ミラノ・ダービーがサン・シーロ・スタジアムで行われます。
日本代表のACミラン・本田圭佑選手、インテル・ミラノの長友佑都選手の直接対決です。
今日はそんなミラノ・ダービーについてお伝えします。
現在はインテルが4位、ミランが6位という順位で、シーズン後半へ向けて両チームとも決して負けられない一戦となります。
サポーターや観客が注目するのが、ダービーごとにスタンドを彩る応援装飾(コレオグラフィア)です。
熱狂的なファンが集まるゴール裏の2階席で、それぞれのウルトラスたちが工夫を凝らした鮮やかなコレオグラフィアが披露されるのです。
以前、ミランのサポーターズクラブに話を聞いたところ、「ダービーのために3、4ヶ月前から準備に入る。みんな仕事や学校があるから週に2回ほどしか集まれない」と、コツコツ作成するとのことでした。
選手たちの熱いプレーと共に、サポーター同士もコレオグラフィアの出来栄えにライバル意識を燃やします。
描かれているのは、お互いのチームカラーを基調とし(インテルは青と黒、ミランは赤と黒)、ミラノのスフォルツェスコ城やドゥオモなどを加えたものが多く、"我らこそミラノを牛耳る強豪"とアピールします。
今回のダービーもチケットの売れ行きは良好で前回、昨年9月の7万9154枚の超満員に迫る勢いだそうです。
よく「ミラノではインテル、ミランのどちらのファンが多いの?」と聞かれます。
正確な数字は出ていないようです。ただ、私が15年以上試合を見てきた感想では「その年に上位にいるチームのサポーターが多い」です。つまり今回ならインテルでしょうか。
さて日本人選手の2人ですが、イタリアの報道では29日の時点でスタメン出場となるかどうかは微妙なようです。本田選手が右サイドハーフ、長友選手が左サイドバックでプレーすれば2人のマッチアップも期待できるでしょう。
日本で試合をご覧になられるみなさんも、スタンドの応援装飾にもぜひご注目ください!
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