ミラノ発! プロも納得のコスメをお土産、ギフトにどうぞ

公開日 : 2015年12月30日
最終更新 :

 今年も残すところ、わずか一日となりました。

ミラノはスモッグのため今日まで3日間、街の中心地にマイカー乗り入れ禁止となり、静かな年末を迎えています。

 前回のおすすめお土産(食べ物編)に続き、今回は女性向けの一押しコスメ・ブランドを紹介しますね。

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 マディーナ(MADINA)はミラノのショッピングゾーン、ヴェネツィア通り(Corso Venezia 23)にあるミラノ発のコスメティック・ブランドです。この地に店を構えて25年という老舗ですが、オープンな雰囲気でとても入りやすいです。

 私がこの店を知ったのは、ちょうど一時帰国前に友人向けのお土産を探していた時でした。

知り合いが、マディーナのリップ exact color lipstick(12ユーロ)を勧めてくれたのです。世界的に有名な日本の化粧品メーカーS社の商品開発の方も注目しているという、このリップスティック。唇につけた時の温度の変化と、その人の持つ本来の唇の色(ピンク系、赤系、オレンジ系)を引き出すものでした。つまり、透明ながらも誰一人として同じ色にはならない世界で一つのオリジナルのリップになるというのです。

 さっそくマディーナに行って購入し、話を聞いてみました。店員さんは「日本のメーキャップ・アーチストもダース買いするのよ、このリップは」と誇らしげです。そう、プロも認める優秀さだったのです。

 価格帯も、基礎化粧品を除けば10ユーロ前後とお買い得です。そして何せ色のバリエーションがすごい! 口紅、アイシャドーなどがそれぞれ40色ほど、アイライナーなどもポイントメイクになりそうなカラフルな色もあります。また、リップペンシルも芯の硬さで、唇のラインを形取るものと中を塗りつぶせる用と分かれています。

 店内が撮影禁止だったので、購入した何点かを並べてみました。

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 なぜお手頃価格か気になるとところですね。店の方によると、スイスで原料を調達しミラノ郊外で生産するため、運送代がかからず、また広告費を使っていないことでコストダウンに成功したそう。ちなみにこの同じ工場では、世界的に有名なC社のコスメも生産しているそうです。

 ショップ内にはメイクアップ・コーナーも設けられ、簡単なメイクの手ほどきや手直しをしてくれるサービスもありますよ。

 私が調べたところでは、まだ日本の市場には出回っていないはずです。

 さて、続いては日本でもお馴染みのサンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)です。

フィレンツェの修道院の方々が、13世紀に薬や軟膏などを手作りしたのがきっかけで、創業となりました。

ミラノにも2店舗あります。

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 私がいつも行くマジェンタ通り(Corso Magenta 22)の店内は、クラシックでやはりどこか薬局のようなムードを醸し出していますね。

ブレラ地区のマドンニーナ通り(Via Maddonnina)にもショップがあるようです。

 ローズウォーターや指先と爪をケアするクリーム、石けんやポブリ、アロマ・キャンドルなど種類も香りもとても豊富ですね。

 その中で、誰にプレゼントしても喜ばれるのが、クローゼット用タブレット(イタリア語でタヴォレッタ、Tavolletta 2枚入り一箱15ユーロ)です。5種類あり、定番はローズとラベンダーでしょうか。

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 ある友人はこのラベンダーのタブレットを枕元において寝ると、入眠しやすくぐっすり朝まで眠れると言っていました。

 ただ一つ、シンプルなパッケージなだけに、なかなか商品の中身がわかりづらく・・・・。

お店では店員さんに「これが欲しい」、または「こういうものを探している」と言って、棚の中から商品をだしてもらうシステムとなっていますので、よろしくお願いします。

 入り口には、日本語を含む数カ国語で詳しく説明された商品リストがあります。

 メンズ用のシェービング・クリーム、マウスケア用品も置いてあるので、男性が行かれても全く問題ないですよ。

 公式サイトの http://www.smnovella.com でじっくり研究してお店に行かれてもいいかもしれません。女性へのお土産、プレゼントにここ品物だと、はずすことはないでしょう。

 どうして女性目線になったおすすめグッズになってしまい、申し訳ありません。

また男性の方にも喜んでいただけるようなミラノ、イタリア土産を探してレポートできるよう頑張ります。

 それでは皆さま、よいお年を。

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