世界で最も住みやすい都市、メルボルンから「はじめまして」
はじめまして。この度「地球の歩き方」のメルボルン特派員を担当することになりましたTruong説子です。 よろしくお願いします。こちらに来たいきさつなどはプロフィールに書いてありますが、 日本に住んでいた期間よりも長い期間をこちらで過ごしていることになります。 心はいつまでたっても日本人だと思いますが、生活習慣はずいぶん「こっち化」しているかもしれません。 大の旅行好きですが、これまで行った国はまだ10か国ぐらい。 もっとあちこち行きたいのですが、あまり時間が取れないのが悩みです。 旅の目的は主に世界遺産を訪ねることです。生きているうちにできる限りたくさんの世界遺産を訪ねてみたいと思っています。
世界で最も住みやすい都市
メルボルンは、オーストラリアの南海岸沿いの東寄りにありますが、 「メルボルン」と聞いてどんなイメージをいだくでしょうか。 「地球の裏側」「地の果て」「オリンピックが開かれた街」 (メルボルンでは、なんと1956年にオリンピックが開かれているんです)等々 いろいろあると思いますが、実際には、あまり知られていないのではないでしょうか。 でも、長年住んでみると、気候が温暖で、広々とした街づくりがされていて、 公園が多く、年中様々なイベントが開かれ、食べ物がおいしいと、 たくさんの魅力に溢れた街であることがわかります。
英国の経済メディア「ジ・エコノミスト (The Economis)」が行った評価では、2011年以来6年続けて「世界で最も住みやすい都市」に選ばれています。 そんなメルボルンを、これから「地球の歩き方」の特派員として、時には厳しい?現実もみつめながら、いろいろな角度から紹介していきたいと思います。 今回は初回ということですので、メルボルンの市街地の概要をお伝えします。
評価基準:安定性、インフラ、教育、厚生、環境
出典:http://www.economist.com/blogs/graphicdetail/2016/08/daily-chart-14 出典元:http://www.economist.com/
メルボルン市街地の概要
メルボルンと一口に言っても、実際には2つのことを指します。一つは、中心街、もう一つはメトロポリタンです。 東京がいくつかの区からできているように、メトロポリタンのメルボルンは、31の市から成っています。 人口は約450万人ですが、人口密度は東京の138分の1です。
ゆったりと街中を走る市電
中心街はポートフィリップ湾 (Port Phillip Bay)の近くにあり、 ちょうど京都の町のように碁盤の目のようになっています。 縦・横にそれぞれ9本の通りがありますが、主要な通りのほとんどには市電が走っています。 高層ビルが立ち並ぶあわただしい街の中を、我が物顔でゆっくりと走る市電こそが、 メルボルンを優雅で親しみのある街にしていると言っても過言ではありません。
グリーン地帯を形成しているヤラ川
街の南側にはヤラ川が流れていますが、川の南東部はグリーン地帯となっていて、 両岸に王立植物園を初めとするいくつかの公園が作られています。 ヤラ川は、そこからメルボルンの街の南側を流れながらポートフィリップ湾に注ぎ込みます。 街からポートフィリップ湾までは、遊覧船が出ていますので、それに乗って周りの風景を楽しむことができます。
スポーツ・文化施設
その他、メルボルンには、世界的に有名なF1のレース場「アルバートパーク (Albert Park)」や テニスの4大国際大会の一つ「全豪オープン」が開かれるスタジアム「ロッド・レーバ・アリーナ(Rod Laver Arena)」 そして、世界中のアーティストがやってくるアーツセンター(Arts Centre)などがあります。
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