No100:モロッコ旅④ Beni-Mellal(ベニメラル)
アトラス山脈の北側に沿って広がるどこからもラバト、カサブランカ、フェズ、マラケシュ...もちろん南部の街からも遠い街、Beni-Mellal(ベニメラル)。
オリーブや、ザクロなどをはじめとする、農業が盛んです。Beni-Mellalのオリーブオイルはとても絶品。モロッコには珍しい、緑豊かな街です。
国際空港もある街なのに、地球の歩き方にも載っていない日本人にはあまり馴染みのない街に私は、2014年―2016年の2年間住んでいました。
ここで、何をしていたかというと、Raja Beni-Mellalというチームを主に、モロッコのナショナルチームの監督と一緒に、モロッコの卓球のレベルUPやモロッコ初の卓球専用体育館の建設などに関わっていました。せっかく来たので、久しぶりに体育館を尋ねてみました。残念ながら、犠牲祭後のバカンスで練習は行われていませんでしたが、
2014年から建設をはじめて、2016年...そして、現在。今はトロフィーなどを飾ったり、壁を塗り替えたり、モロッコのクオリティではあるものの綺麗に体育館を使われていたことを嬉しく思います。
さて、中々モロッコで観光客が訪れることないBeni-Mellal。
サハラ砂漠に向かうツアーが多いので、ベニメラルに立ち寄ることは時間的に無理ですが、高速ができた今でも、フェズーマラケシュを結ぶ最短ルートにある大きな街でもあります。
そんなベニメラルの観光スポットはただ一つ。【Ain nassaldune】アインナッサルドゥーンという山の上にカスバがある公園です。観光客が訪れることは少ないですが、モロッコの人に大人気な観光スポット。
Beni-Mellalから来たと伝えると、モロッコ人に必ず、「Ain nassaldune!」と言われます。
ラクダやポニーもいますよ。
カスバだけではなく、公園を流れる小さな滝の前には、モロッコ人の自撮りの人だかり。
水がない国、砂漠の国モロッコでは水が貴重だということを表すかのように記念撮影をしています。
夜景もとてもきれいなので、デートスポットにモッテコイ!
Beni-Mellalはタクシーが一律7DH。ただし、Ain nassalduneだけは山の上にあるので、ガソリン使うからということで10DHです。
カサブランカから、最短で砂漠側に行こうと考えている人は、ホテルもたくさんあるので、ベニメラルで1泊し、Imilchil(イミルシル)の湖を通り過ぎ、トドラ渓谷のあるT(ティネリール)に入るのもおススメです。Beni-Mellalでは主にフランス語は通じますが、このルートのアトラス越えは、途中から乗り合いバスなどになるし、フランス語、英語はもちろん、アラビア語も通じなくなり、ベルベル語を話す人が増えてくると思いますが、これぞまさに冒険!という感じの旅行がしたい人はおススメです。
あまり、行く機会がないと思いますが、機会があれば是非、訪れてみてください。
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