チュニジア、サハラ砂漠で過ごす元旦!

公開日 : 2018年12月23日
最終更新 :
筆者 : Eri

おはようございます!

群馬/前橋特派員ブログ担当のEriです。

今回は、

12年前にチュニジアへ訪れたときの話です。

初めて海外にて年越しをするため、

大晦日はマトマタという小さな村で過ごしました。

民宿のようなホテルで、

大晦日の夜はガラ・ディナーという

食事と音楽を楽しむイベントが開催されたのですが...。

旅疲れのせいなのか、

あまり楽しめず、一人戻ったホテルの部屋は

暖房が全く効かないという状態で。

(ガイドさんに、

そんな場合もあると忠告されましたがw)

...お湯も出ず、

シャワーは真水。

お風呂は断念しました(^_^;)

とりあえずダウンジャケットを着て、

ニット帽をかぶって、布団にくるまっても

一晩中寒くて仕方なかったです( ̄▽ ̄;)!!

描いていた年越しとは全然違う、

ぷちサバイバルな年越しでした。笑

でも、翌日見た初日の出は

最高に美しくて、「やっぱり来て良かった!」

と思いました。

マトマタって、

別世界のような景色で大好きです♡

yoake.JPG

夜明け前は

特に幻想的でした。

yoake2.JPG

初の日の出です。

hinode.JPG

実は、

その当時の私。

人生で一番

大きな失恋を経験しました。

今なら笑って話せますが、

そのときは私の人生もう終わったなーなんて

冗談ではなく思っていました。

失恋くらいで

心が空っぽになってしまうなんて。

自分でも信じられないほど、

何を見ても、何を食べても無感動。

...もう、立ち直るなんて出来ない。

本気で、そう思っていたのです。

ただ、それまでの人生

挫折したとき、苦しかったとき、悩んだとき、

海外旅行をして乗り越えてきた私。

世界の果てのような場所に行って、

自分の想像を遥かに超える景色を見れば

また立ち直れるかも...。

そう考えて思い浮かんだのが、

直感でサハラ砂漠でした!

360度全部が砂の世界の中に立って、

苦しい自分の気持ちは全部置いて来る!!

そう決めたら、

どん底から這い上がる力が

少しずつ出てきました。笑

元旦にサハラ砂漠へ行ってラクダに乗り

見渡す限り砂だけの世界は、

この世とは思えない程の絶景でした。

sahara.JPG
sahara2.JPG

他にも、未知の世界だった

チュニジアの景色の数々は、私の苦しかった気持ちを

少しずつ楽にしてくれて、前向きにする力を与えてくれました。

さて!!

地中海、サハラ砂漠、遺跡、と

見応え抜群のロケーションが魅力のチュニジア。

中でも、一番心に残っている場所は

「ショット・エル・ジェリド」です。

お気に入りの一枚がこちら。

okini.jpg

サハラ砂漠北部最大の塩湖で、

湖といっても水は干上がっており

実際にはほとんど水がない状態です。

shio.jpg

キラキラと大地に輝く、塩の結晶。

まるで宝石のように美しく、

どこまでも続いている絶景は忘れられません。

帰りには、

少し水のある場所があって

湖面に太陽が反射してそちらも美しかったです。

sora.jpg

こちらまでの道路は、

ひたすら何もない景色が続きました。

douro.jpg

何もない、そんな感じも

たまらなく好きです。

それにしてもチュニジアって、

神秘的な景色が非常に多いですね。

バスに乗って、

流れる景色を見ているだけでも

心が浄化されていくようでした。

そして帰国し、現実に戻り

失恋のことを忘れられたかと言えば

全部は忘れられず。

ただ失恋した惨めな自分、という事実に

やっと向き合えて受け入れられた気がします。

それと同時に、まだまだ広い世界を

もっと見てみたい、という希望を持てました。

旅の力って、本当にすごいです!

...今でも、あの経験があるからこそ

この先どんなことでも乗り越えられる!

と、自分の力を信じられます。

こんな記事を書いていると、

やっぱりこう思ってしまいます。

...あ〜っっっ!!

海外へ行きたいっ!!!!!

来年こそ〜っ!!!!!!!!笑

そんな気持ちこそが、

私の日々の原動力です♡

今年最後の記事になりますが、

皆さんも楽しい年末年始をお過ごしくださいね!

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