ホエールウォッチング、ツアー比較2(サンタバーバラ港編)
今回は、前回に引き続きホエールウォッチングについてご紹介したいと思います。
ロサンゼルス市内から行けるホエールウォッチングは大きく分けて、サンタバーバラ港とロングビーチ港から行く事が出来ます。今回はサンタバーバラ港のツアー編です。
サンタバーバラ港の駐車スペースは、ロングビーチ港に比べて、数が少なく、ロングビーチ港と同じく、スペースを探すのに時間がかかりました。サンタバーバラ港から出発するツアーはいくつかあったのですが、ツアー会社によって港のどの場所から出発するかが変わるので、予約時に確認しておく必要があります。ツアーボートに乗り、船内の席に座りました。今回乗船したのは、Condor Express Whale Watchingというツアーです。
予約した日の欠航の振り替えで再びツアーに参加することになったのですが、2時間30分のツアーに参加しました。ハーバー内をゆっくりと進み、最初に出迎えてくれたのは、アシカでした。海域がチャネルアイランド国立公園なのでなのかは確認できませんでしたが、数人の国立公園のジャケットを着たボランティアスタッフが一緒に乗船していました。今見ることが出来るクジラやイルカの種類などのパンフレットが船内においてあり、その方はイルカのガイドブックを持っているのと言っていました。
この日は、波がとてもスムーズだったのですが、最初の1時間は岸沿いに南下してもアシカ以外何も出会いませんでした。きっとスタッフの方たちは焦っていたんではないかと思います(笑)これからもう少し深い場所に行くとアナウンスがありました。
その甲斐あり、50頭くらいのイルカの群れに出会いました。すごい迫力でした。近くにいたヨットの周りにもたくさんいて、私たちの船が群れの周りを走り出すと、波乗りを楽しむイルカがいました。アナウンスで、イルカは楽しいこと、目新しいことに興味があるという事を聞き、まるで子供のようだと思いました。
たくさんイルカと交流したあと、港に向けて戻る時間となりました。最後に前日にクジラを見たというスポットに寄ってくれたのですが、ここでなんと親子のクジラと出会うことが出来ました。アナウンスで、母クジラが安全だと感じた時のみ、船のそばに滞在してくれるという事を聞きました。エンジンを止めて、5分待つこと、母クジラは私たちの船を安全だと思ってくれ、その姿を25メートルくらいの距離で見せてくれました。安全だと感じても、母クジラは船と子クジラとの間にいつも位置するとの事です。今回出会ったのは、コククジラ(Gray Whale)という種類でした。ギリギリでのクジラの出現にツアーボートは、滞在時間を延長してくれて、たっぷりとクジラの親子を見る事ができました。
南カリフォルニアでのクジラのシーズンは、12月から5月くらいとされていますが、、これからも別の種類のクジラやイルカを見る事が出来るようです。陸地がどんなに晴れていても海上は風が冷たいことがありますので、上に羽織るジャケットを持っていくことをお勧めします。船内では、コーヒー、チップスなどの販売がありました。
海の状態により、船が揺れる事もありますので、船酔しやすい方は、デッキ席よりスナックバーのある船内の席の方が揺れを感じにくいと思いました。
今回参加したツアー
Condor Express Whale Watching (サンタバーバラ港)
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