ホエールウォッチング、ツアー比較1(ロングビーチ港編)

公開日 : 2018年06月27日
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皆さん、はじめまして。 ロサンゼルス郊外にあるベンチュラ郡に在住の田中美雪です。私の住むエリアはロス市内のベットタウンですが、周りをサンタモニカ山国立公園地域(Santa Monica National Mountain Area)の山や海に隣接しており、アウトドアを楽しむ方には絶好のスポットだと思います。今後、子連れで行けるアウトドア、ベジタリアン向けのレストラン情報などを中心に、ご紹介出来たらと思っています。よろしくお願いします。

今日は、ホエールウォッチングについてご紹介したいと思います。 実はクジラやイルカをロサンゼルス近郊やハワイの海岸から潮を吹いているのを見かけた事があります。海でぼーっとしてイルカやクジラに出会うまで待つという事も出来ますが、効率よく旅行をするなら、やはりツアーに参加すると有効に時間を使えるかもしれません。ツアーに参加すると、「クジラやイルカなどの野生動物に出会うという冒険をする」「ワクワク感を周囲の知らない人とさえシェア出来る」「至近距離で見ることが出来る」など、そんな所に私はツアーの利点があると思いました。

ロサンゼルス市内から行けるホエールウォッチングは大きく分けて、サンタバーバラ港とロングビーチ港から行く事が出来ます。車で行く場合、どちらの港も駐車スペースを探すのに時間がかかったので、少し余裕を見て出かけた方が良いかもしれません。今回はロングビーチ港のツアー編です。

ロングビーチ港には出航の1時間くらい前に到着しましたが、隣接の水族館とモールがあるせいか、駐車スペースを探すのに時間がかかりました。10分くらい駐車場をグルグルして、ようやく探すことが出来ました。30分くらい前に場所取りのために列に並び、ようやくツアーボートに乗り、見晴らしの良い上の前方デッキ席に座りました。今回乗船したのは、Harbor Breeze Cruises(1-562-432-4900)というツアーです。

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ゆっくりと湾内を進む中、水族館のボランティアスタッフによるツアーの説明が始まりました。今見ることが出来るクジラやイルカの種類、方向を時計に例えるという説明を受けました。例えば、1時の方向と言えば、「船の正面前方やや右」に注目してほしいと言うことになります。

イルカやクジラは哺乳類なので、呼吸をするために海面に上がってきます。そこを狙ってボートを進めていくのですが、ツアー船に乗ってもクジラに会えないことも有るとも説明も受けました。

湾の中を進んでいくと、まずはイルカの群れに遭遇しました。かなり近くでイルカの姿を見る事が出来ました。

そして20分ほど沖に進んでいき、前方にクジラがいるとのアナウンスが流れ、船内がワクワク感に包まれていくのを感じました。オーという歓声が色々な場所で聞こえて来ました。いよいよ念願のクジラとの対面も近くなってきました。

3時の方向を見て下さい!とアナウンスが流れ、前方を見ると、居ました!潮を吹いていました!

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ながすくじら(Fin Whale)という種類でした。2番目に大きいクジラだそうですが、思ったより小さい印象を受けました。その後、30分位同じクジラと思われるクジラを追いかけて、船は岸へと向かいました。二時間半のツアーだったのですが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

南カリフォルニアでのクジラのシーズンは、12月から5月くらいとされていますが、、これからも別の種類のクジラやイルカを見る事が出来るようです。陸地がどんなに晴れていても海上は風が冷たいことがありますので、上に羽織るジャケットを持っていくことをお勧めします。船内では、ホットドッグやホットチョコレートなどのスナックの販売も有りましたが、事前に購入して持ち込むことも出来ました。

海の状態により、船が揺れる事もありますので、船酔しやすい方は、デッキ席よりスナックバーのある船内の席の方が揺れを感じにくいと思いました。

今回参加したツアー Harbor Breeze Cruises (ロングビーチ港) 1-562-432-4900 www.2seewhales.com

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